この話は少々ホラーが入っています。 怖い話が苦手な人は読まない方がいいかと思います。。。 さらに、知り合いや身内が水死した経験のある人は間違っても読んではいけません。 2,3年前に見たコワイ夢。夏らしくコワイ夢を選んでみたが、オカルトな怖さではないよ。念のため。 私たちは小学生である。 さて、我々は近所の大用水の近くで遊んでいたらしい。大用水というのは平たく言えば川である。農業用水用の川で、幅2,3メートル、深さも2メートル弱くらいある。季節は夏である。 この川の始まりは近くを流れる一級河川吉井川に直結している。そこに樋があって、水田へ水を入れるスケジュールにしたがって開け閉めされるのだ。よって用のない時は水深20センチほどの川、水田に水を入れる時には水深2メートル弱ほどの急流川となるのだ。この川の俗称は大堀(おおぼり)という(正式名称もそうかも)。大変安直な名前。 この時、水は満々と流れていた。誰が見ても落ちたら危険な状態。 ・・・さあ、もうおわかりだろう。この状況で「コワイ話」。。。 そう、友達の一人がその流れに落ちてしまったのだ! ギャ〜〜〜〜〜(ワタクシの心の叫び) 当然、みんな真っ青になって追いかける。さすがに急流すぎて誰も飛び込んで助けようとは思わない。というか思いつかない。そんなことをしたら飛び込んだ人間も流されて溺れるのは必至だし。 幸い、大用水には手すりのない橋が山のようにかかっている。水かさが多いので、水面は橋の下に接している。橋の上でかがめば水面下50センチくらいまで手をつっこめるような状態だ。よって川の中を浮かんで流れるものは、橋の上で待っていれば引き上げられるはずである。 我々は走った。 落ちたそのコは(男か女か不明。誰が落ちたのかも定かではない)急流に流されていく。黒髪の後頭部だけを波間に漂わせながら・・・。 そう、うつぶせで流れているのだ〜〜〜!しかも全然暴れていない。流されるがまま。かんべんしてくれ。早くあげないと全然息できないじゃんよ〜〜〜! 横目でそのコの流れる様を確認しつつ、全員川下の橋にたどりついた。が、間一髪、そのコは橋の下をくぐりぬけてさらに川下へ流される!どーして橋に引っかかるぐらいしてくれない!!また走る我々。 2コ3コと同じパターンで橋が過ぎるたび、そのコと我々の距離は広がっていく。 こんなに時間かかってたらあのコは助からない・・・。 大体、体力には自信ないが、足の遅さには自信のある私である。その私がみんなと同じペースで走り続けているだけでも奇跡なのだ。 もう絶望感でいっぱいだったが、泣きながらみんなで走った。とにかく!追いついて引き上げさえできたら助かるかもしれないじゃんか!ここであきらめられるものか。 この時「あのコの親になんて言やいいんだ」とか、泣き叫ぶそのコの両親の図とか、私の頭の中にはそんな愁嘆場までよぎっていた。小学生のくせに気をまわしすぎや、自分。 そして走って走って、2キロくらい走った時、川は一変した。ゴンゴンゴンと轟音が聞こえてくるなあと思っていたら、巨大な機械の山に出会ったのである。こんなものが川下にあったなんて知らなかった。それは巨大ろ過装置であった。川の水はその巨大装置の中へ全て引き込まれ、反対側にある出口から滝のようにザーザーと放出されている。 こんな中へ入ってしまったら機械を解体しなきゃ、あのコは取り出せない・・・。 ゼーゼー言いながら愕然と呆然の両方をいっぺんに混ぜ込んだ状態で立ち尽くす、そんな絶望のどん底で目が覚めた。 ひでぇ夢である。が、目覚めたあと心底夢で良かったと思った夢でもある。でも二度と見たくないぞ。
'01/08/10 UP
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ちょっと前に見た夢。 久々にPROMI副会長・あまな亮の家へ遊びに行ったのである。彼女の家は知る人ぞ知る猫屋敷。ところが久々に行くとペットが増えていたのだ。 お父さんはどこにいるとか、どうやって産んだかとかは考えてはいけない。これは夢なんだから。 大体、鯉のぼりなんだから、口から覗くと尻尾の先まで空洞である。でも生きているのだ。夢だから。 さて出産した鯉のぼり。チビ鯉のぼりが生まれるのかと思いきや、生まれた子供はカブトガニ。天然記念物だ。生きた化石だ。物珍しげに見守る我々の前で、鯉のぼりはカブトガニの世話をたいそうかいがいしくやっていた。 ・・・が。 そこで、あまながちょっかいを出し始めた。 あまなはカブトガニをムンズと掴んでクルクルと放り上げだしたのである! …こうして鯉のぼりはあまなに不信感を募らせ、彼女が近づくと警戒するようになったのだった。。。 というオチも何もない、ただひたすら鯉のぼりが可愛かった夢であった。 |
学生の頃見た初夢。 夢の中でもその日は元旦だった。朝に弱い私は布団の中で寝ていた。あたりはもうかなり明るい。 その後すぐ目が覚めたが、何故音が茶色とわかったのか、なにゆえ茶色だったのか、全くのナゾである。でも一つ自信があることは…こんなアホらしい初夢を見るやつはそうそういまい、ということであった。 |