肉を夜香 劉貴した地形 その方が魔糸かも 相変わらず秋もせず 魔人がーZ そねんこたぁ妖戦(岡山弁) そんなことは出来魔戦(標準語) ここに淫を押す
'01/11/02 UP
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しかし末弥純氏の画集第2弾が出たことだし、語ってしまう。。。 私は映像人間である。文やセリフはすぐさま頭の中で画像に変換される。教科書を暗記しようと思っても文章ではなく、そのページが丸ごと映像として記憶される。本を読む時も意味を理解して頭の中で場面を画像に変換しながらでないと読めない。記憶には残り易いが、処理に時間がかかるので速読なんかは出来ないシステムになっている。 画像に変換される、ということは登場人物は全部頭の中の画面に絵で(または実写で)登場してくるのである。その時に挿し絵があれば、当然そのイメージがつくので、人物はその絵で登場してくる。絵がなければ、文章の人物描写に従って、適当な絵のキャラクターが登場してくるわけだが…。 ところで、私が「挿し絵にうるさい」というのは、小さい頃、ジュニア版小説ばかり読んでいたせいが大きいと推察される。挿し絵はあの手の絵じゃないとイヤなのだ。「あの手」とはちょっと劇画調というか、妙に線が多かったりデッサンのような描き方のしてある絵である。カラー表紙であれば、絵画のような、油絵か水彩タッチの…要するに、子供心に「真似して描こう」とか思わないような絵(難しそうだから)。これぞ私の中の「挿し絵」の王道。 ということで末弥さんに戻ってくると、この挿し絵、私の理想!美形が美形だし!デフォルメがね、リアルなのがよろしい。実際いそうなデフォルメで、なおかつ美形!これ大事。いくら美形でもデフォルメされすぎていては、マンガならともかく小説では美形に見えないのだ。「所詮2次元さ」って気になってしまう。その点で、末弥さんの絵は大変私好みなのである。カラーの油絵風(実際大半油絵なのね)タッチがなんともいえずいいし。本屋をうろついていて、「あ、この絵、好み」とか思って良く見たら大抵末弥さんの絵だった、という経験を山のようにした。 ただただ、末弥さん大絶賛の文章になってしまった気がする。。。ところで画集にはカラーばかりでモノクロは入らないのね。私はモノクロの絵も入れて欲しかったが。いっそ「魔界都市」もののモノクロ全挿し絵を集めて1冊出してくれないかしら。白黒ならカラーほどコストもかからんだろう。紙も安物でもいいわ、全部載ってるってのを売りにすれば。この場合の全部っていうのは雑誌掲載時の挿し絵も全部だ。だってだって、ノベルスになる時、闇にほうむられたイラストが一体どれだけあるか…ああ、もったいね〜。 |