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覆水盆に・・・

 すばるの所属するオリジナル漫画サークルPROMINENCEでは、イベントで直接お買い上げいただいた方にモノを渡す際、専用紙袋に入れることになっている。

 この紙袋、すばるの趣味で作っている。色上質などなどに左の絵をプリント○ッコで印刷し、切って折って貼って袋を作るのだ。サイズも何種類かある。ホントはこんなもの作らなくていいのだが、私の趣味だからいいのだ。ちなみに原材料費も私の懐から出る(とはいえ、買いだめしてるものを使うだけだから全然使ってる気はしないが)。

 趣味ということは、別に新品の材料を使う必要もなかろう。売り物でもなし。というわけで、再利用好きなすばるが作るということは、当然再利用もの多し。ポスターが紙袋に化ける。カレンダーが紙袋に化ける。宛名部分を除いた使用済み封筒が・・・(あ、これは一回り小さい封筒に化けるんだった)。すばるの仕事の関連で使用しなかったポスターの類は結構出る。これを使わない手があるはずもなし。新聞広告の裏は計算用紙やメモ帳に化けるが大きくてちょっと丈夫な紙は紙袋行きだ。

 2年ほど前から薄手の封筒が仕事関連で何枚も支給されるようになった。生徒に提出が必要な書類を持って帰らせる時用の封筒だ。生徒の人数分支給されるのだが、兄弟だったら一つの封筒で済むし、記入済み書類を入れて封筒ごと返されることも多い。家によってはくしゃくしゃになってる場合もあるが、大抵はキレイなまま返って来る。ふふふふふ。

 ということで、この袋も当然紙袋に化ける。しかし、この袋には困ったことに塾の名前などが印刷されている。ということで、ロゴマークの上から絵をプリントした紙を貼ることによって隠す。さらにもう一箇所、隠したい部分があるので

このような絵を作って印刷したものを上から貼ってしまうのだ。

 さてここから本題(長い前フリだったな〜)。今、丁度久々にこの紙袋を製作している。一度に大量に刷れるプリント○ッコ印刷なので、一度に作る袋の量も大量だ。作りだめをすることになるので、滅多に作らない。。。

 久々に作っていると、上に載せた目隠し用の細長い紙の作り置きが丁度なくなった。で、次の時のために、予備を刷っておこうと思った。ちなみにこの細長い紙に限り、少ない枚数でいいので、パソコンプリントアウト製である。以前作ったファイルを開いて3枚くらいも印刷しておけばいいだろう。。。

 そこで私はエクスプローラを開いてPROMIの事務関連のフォルダ内を探した。・・・・あれ?無いよ?

 ここにないってことは、どこにあるのだ?しばし記憶を辿る・・・。そして判明した。

 このファイルは前のパソコンの時、WORDで、慣れないオートシェイプを使って作ったのだ。1枚の紙に5色の同じ絵を並べて苦労して作ったのだ。ところが、このファイル、滅多に印刷しないファイルでもあった。

 今のパソコンと違い、前のパソコンはHD容量が死ぬほどしょぼかった。IEでさえ正常動作しないほど、空き容量が少なかったのだ。したがって、滅多に使わないファイルをHD内に置いておく余裕は、たとえ10kbほどのファイルであっても、全くなかった。だから・・・フロッピーに移してHD内のファイルは削除したんだよな。。。

 な〜んだ、じゃあそのフロッピーを出してそこからファイルを開けばいいだけじゃん♪・・・そうは問屋が卸さない。私の前のパソコンはPC98であった。今のパソコンはDOS−V。。。

 お分かりだろう。PC98で保存したフロッピーはDOS−Vでは開けない。開けないどころか、ぶち込んでアクセスしようとするとフリーズする。果てはSAFEモードで起動なんてことにもなる。ああ、覆水盆に返らず・・・・。

 ということで、作り直したとも。オートシェイプにも慣れたから大分スムーズに作れたし。ワードアートなんかも使ってみた。出来上がったのはこんな感じ↓

 前よりはグレードアップした感じでよろしかろうと思う。でもWORD97ばっかり使っていたので今のWORD2000でやると微妙に使い勝手が違ってやっぱり苦労した。リボンの幅とかプリントアウトしてみないとよくわからないし。。。

 まあ、そんなこんなでなんとかなったが、やっぱりファイルのバックアップはフロッピーよりCDRで取っておこうと、しみじみ思いましたのことよ。同じパターンでなくして作り直した書類が既に何種類もあります、私。。。みなさんも気をつけてね。 

'02/03/01 UP


いたずら電話

 皆さんはいたずら電話をしたことがあるだろうか?私は不本意ながらある。

 それはうちにパソちゃんがやってきて2週間そこそこの頃。やっと起動のたびに出て来る邪魔な「9○ランチ」を消しはしたが、カスタマイズもまだまだ、使ったソフトもペイントとワードパッドをちょっぴり、という、わけもわからずパソコンに触っていた頃の出来事。

 郵送で申し込んだプロバイダの返事が返ってきた。これで設定さえすれば夢にまで見たインターネットが使えるのだ!ひとしきり喜びの踊りを踊ったあと、早速接続にトライした私。
 やり方は既に師匠(平沢進)の記事目当てで何冊も買っていた某パソコン雑誌に載っていた。WINDOWSで、しかもその付録CDRについていたインターネットエクスプローラもインストールしたので、インターネット接続ウイザードという奴を使えばいいハズだ!ということで、雑誌片手に接続開始!・・・ほどなく挫折。
 何度やっても途中で「サーバーにログオンしてください(だったかな?)」といったメッセージが出て来るのだ。雑誌にはそんなものが出て来るとは一言も書いてない。しかも意味がさっぱりわからない。だってサーバーに繋ぐための設定をするもんじゃないのか?この接続ウイザードって。。。というわけで何度やってもこの画面から先へ進めないのでその日はフテ寝した。

 翌日、気分も新たに、プロバイダから送られてきた書類の中にあったピラピラ1枚ものの「ダイヤルアップの接続のしかた」を頼りに再び挑戦。今度はうまくいった。しかし途中でやはり「接続ウイザード」が乱入してくる。わけわからずそのまま設定を進めると何故かプロバイダのアイコンが2つ出来てしまった。「なんなの、この接続ウイザードって!役立たずの上に勝手にしゃしゃり出ていらんアイコン増やして、プンプン!」と当時は怒ったものである(未だに設定やり直すと出て来るけどね。。。そしていらんアイコン増やしてくれるけどね。。。もうこんなもんだとあきらめた)。ま、ともかく設定は出来た!あとは試してみよう!というわけで「接続」をクリック!
 プピー・トゥルルルル・ポピー・プピー・トゥルルル・トゥルルル・・・ガチャッ

 はい?パソコンが喋った・・・?!。遠くで「もしもし、もしもし」と繰り返す。私は固唾を呑んで見守った。やがて声はあきらめたようにガチャッと受話器を置いた。プー・プー・プー・・・・・。

 ・・・これは何?私はコンピュータにかけたつもりだったのに、なんか、明らかに人が出た。。。

 まさかアクセスポイントの電話番号、間違えただろうか?ともう一度プロパティで確認。・・・間違ってない。市外局番欄も電話番号欄も合っている。。。ただ、このときちょっとひっかかることはあったのだが。。。
 さっきのは何かの間違いかもしれん、と気を取り直して再び「接続」をクリック!
「もしもし?」
 ひ〜ん、やっぱり人が出る〜。しかもパソコンがかけているのでこっちから謝ることもできず。悪質な無言電話以外の何者でもない。
 そして原因がわからないので、私はこれを数度繰り返したのである。。。そして電話の向こうの男の人は段々怒りモードになって行く。。。ごめんなさい、ごめんなさい(T_T)。

 ・・・そしてこの悪夢のいたずら電話をひとしきりやったあと、やっと原因に思い至ったのである(遅せーよ、自分)。田舎のことゆえ、アクセスポイントは市外にあった。そして先ほどひっかかっていたのは、「パソコンはどうやって市外と市内の区別をつけて電話をかけるのだろう」ということであったのだ。
 まだパソコンを手にして日が浅かったため、私は個人情報の設定なんてものがあるのを知らなかった。従ってうちのパソちゃんは、アクセスポイントが市内にあるものだと信じこみ、市内局番からあとしかダイヤルしていなかったに違いないのだ!
 しかし個人情報の設定をどこでやるかに気付いたのはこの時よりずっと後だったので、この時はとりあえず市内局番からを打ちこむ欄に市外局番から全部打ちこんで無事サーバーに接続と相成ったのであった。。。。

 しかしこの経験で、相手の人に悪いことをしたなぁ、という感慨も持ったが、全国の無言電話の中には私のようなおバカな設定をしてパソコンからかけちゃってるせいで否応なく無言電話になってるパターンもあるのかもしれないなぁ、としみじみ思ったのであった。



あなたの睫毛は・・・?

 皆さんは睫毛の生え方をまじまじと見たことがあるだろうか。

 最近の女性は目もとのお化粧なんかで、自分のはよく見ているかもしれない。
 ところで私はほとんど化粧をしないが、お絵描きをするので時々見入ることがある。
 特に昔は何も考えてなかったが、最近は何故か睫毛の長いキャラを描くことが増えたので、鏡とにらめっこをして睫毛の生え方をまじまじと見たことがある。

<上>氷月くんの目
<中>某マンガのキャラの目
<下>すばるの目
 つまり私の睫毛の生え方を見本にして私のキャラの睫毛は生えているのだ。ドアップで気を入れて描いている氷月くんの目元なんかは、まさに私の目を見ているが如し。
 ところがである。
 友人からまわってきたマンガを読んでいるとき、あるマンガの(というかそのマンガ家が描くキャラの)睫毛が変わっていることに気がついた。
「睫毛が長いのはよろしいが、何故この人の睫毛は外半分だけしかない上に、いつも下向きなんだろう・・・」
と、その時は疑問に思ったのだった。

 しかしある日!私は見たのだ。そのマンガのキャラと同じ睫毛の生え方をしている人を!結構びっくりした。何故って、あまり人様の顔をまじまじ見ないから、睫毛ってみんな同じような生え方をしていると信じていたのだ!これはちょっと目からウロコの出来事でありました。
 睫毛って長い、短い、だけでなく、生え方もみんな違うんだなあ、と。。。

 夏目漱石は、人間の顔は部品の数は決まっているのに、一つとして同じ顔がない。神様はよっぽどの大天才かよっぽどのバカだ、と言ったとか言わないとか・・・。部品一つとっても奥が深いことよのう。



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