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ビストロンの出来るまで

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 またまた「出来るまで」シリーズ〜。ちょっぴり下からレイヤー気味。。( ̄▽ ̄;。

 今回は背景に写真を使いまくった「ビストロン」絵をねちこく見て行きとうございます。後から考えるとさほど技も使ってなかったんですが(爆)。今回はラストに初のレイヤーパレット画像のお披露目なんかも(* ̄m ̄)。なんか意味もなく画像が多くなったので画像に番号をつけたりもしてみました。ちなみにキャラは「魔界都市シリーズ」から秋せつら(せっちゃん)です。


 
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 <1> まずは主線。製作過程で消しちゃった線もあるので、チャットで途中経過をお披露目した時の画像を拾ってきました。よって、部分アップになってます。

 主線は最近流行り(?)の万年筆型ペン「新ペン先」でいれ、髪ベタは筆ペンを使用。初めて使った「新ペン先」は、丸ペンのようなタッチで入れられてなかなかよろしかった。髪ベタは最初は入れる気はなかったのだが、やはり、こうバサバサと吹き乱れてる感じの髪をペンタブで塗るのはめちゃくちゃ面倒なので(私にとってね)一番簡単なベタ一色にしたのでした〜。

 下描き段階で顔が小さくなるのはわかりきっていたので、そこはで元絵はB4サイズです。さらに、後から主線の色を変える場合に楽しようと、キャラの主線と背景(地面等)の主線は別の紙に入れました。下描きはB4のキャラと同じ紙に一気に描いて、B5の無地レポート用紙を下半分に重ね、背景のみトレースしたんですな。

 私の所有しているのはA4のスキャナなのでキャラ主線のB4の紙は横にして上下二枚に分けて読み込み、PC上で合体回転(この辺の合体の仕方は確か「暗空の覇者のできるまで」で解説してるかと。ナッジ利用を覚えたのであの頃よりも合体技術は上がってますが( ̄▽ ̄))。その上に背景の読み込んだ主線を持って来て位置を合わせて合体。もちろんせっちゃん主線と背景主線は別々のレイヤーにして、それぞれお掃除が済んでグレースケールの内にチャンネル保存しておきました〜。

 あ、そしてB4のままで塗ると作業が重くてしょうがないので、全体をA4と同じサイズに縮めてから作業開始です。

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 <2〜8> 背景の空と海は写真を使おう!と、最初から決めておりましたので、その元写真をまずご披露。いずれも「応接間*フォト・ギャラリー」用の写真です。空写真は既にアップ済み。海写真は現時点でまだアップしてません。解説は後回しでまず羅列〜。

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 <9> とりあえず、何も考えずに上の写真群を全部ぶちこみ、キャラの下塗りも済ませたのがこれ。私には珍しく、背景を完成させないうちに下塗りを済ませました〜。

 下塗りの色が違う部分は全部違うレイヤーに塗ってます。レイヤーが違うと選択範囲を作るのが簡単だから〜♪あ、ズボンと背景のグレーは同じ色ですが、やはり違うレイヤーです。

 空写真は<2>から順に上へ上へ四枚のレイヤーで重ね、最初は見比べてどれか1枚選ぼうと思っていたのですが、ふとレイヤーの不透明度を落としたら雲がいっぱいに見えてよろしかったので、4枚全部を重ねて使うことに決定。

 写真は全て「フォト・ギャラリー」用に72dpi、長辺450pxにしていたので、350dpiのこのファイルにドラッグすると、せつらの顔より小さいサイズになります(苦笑)。それを編集→自由変形を使ってグググッと無理矢理背景サイズに拡大。<3〜5>の横長写真は<2>の縦長写真よりもさらに拡大を激しくし(だって、縦のサイズが足りないし( ̄▽ ̄;)、雲の感じで使いたかった右端あたりが重点的に画面に収まるようにしております。

 海写真も同様に必要サイズに拡大。海写真はさすがに重ねる必要はないので<6〜8>をやはり下から順にレイヤーにしてそれぞれ眺め、一番イメージに合うものを採用する方針で。結局採用したのは<8>の海でした。海写真の空はいらないので多角形投げ縄ツールで水平線の辺りから上を選択して消去しております。

 で、空写真も海写真もしょぼい解像度のものを相当拡大しているので100%表示で見たらモザイクのようなデジタル特有の四角四角が見えて笑えます〜。WEBで見る分には100%サイズで見るわけではないので、この四角四角、全然気にならないのですが、プリントアウトすると見事にくっきりわかるのです(というのを経験上知っている( ̄▽ ̄;)。ということで、プリントアウトするのが最終目標でいつも絵を描いております私としましては、この四角四角を誤魔化さねばなりません( ̄▽ ̄)。そこでフィルタ→ぼかし→ぼかし(ガウス)を全ての写真に適用。四角四角が誤魔化されたところで、写真っぽさを減じるためにイメージ→色調補正→ポスタリゼーションを、これまた全ての写真にかけました〜。これ、写真を使う時のいつもの私の手( ̄▽ ̄)。ポスタリゼーションの数値は小さいほど、ポスター的な感じになりまする。今回のポスタリゼーションは180〜200の範囲で適当にかけました。これだと、ま、気持ちかかったかな?程度の効果です。

 ところで、四角四角なんぞは最初っから350dpi以上で読み込んだ写真を使えば出現しないのですが、そのために写真を引っ張り出して読み込み直すのが面倒なのと、そんな緻密な写真を使うほど私の絵が緻密じゃないので手前のキャラが浮きまくりそうなのと、何よりファイルが重くなるのがイヤなので、最近はこのような手ばかり使っておりまする( ̄▽ ̄)。

 前置きが長かった。。。( ̄▽ ̄;。ではいよいよ次は写真加工へ。

つづきへ


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