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2019版「どろろ」アニメにどハマリw


微妙に似てないが描いてみた。画像をクリックすると新窓が開いて大きい画像が見られます。
 2019年1月から6月までやった50年ぶりに再アニメ化の手塚治虫原作「どろろ」。

 原作好きなので、これは見なければならんでしょう。

 というわけで、見たわけです。そうしたらもうハマったハマったww。
 振り返ると、毎週楽しみでしょうがなかった連続TVアニメってハーロックやら009やら(←年代ww)あったけど、当時は録画で見返すとか出来ない時代だったせいもあるからか、ここまでハマったアニメは人生初かも?!というレベルで( ̄▽ ̄;。

 何しろ録画で気軽に見返しが出来るから何回も何回も見返すわ、初めて動画サイトで海外の人のリアクション動画なんかにも見入るわ(何を言っているかはわからなくても表情や動作で楽しむ)、某掲示板の関連板を読むわ、ツイッターでキーワード検索するわ、、と久々にヲタク熱燃焼しまくりww。

 なので、最終回まで見たところで初めての「ロス」的なものも味わったし、これは「どろろ」について何か書いて残しておこうと思った次第。

 

 考察とかそういう高尚なものではない。ただの思ったままの鑑賞日記。

 

 ちなみに手塚氏原作でご本人ノータッチの連続TVアニメでアレンジ込みで出来が良いと思ったのは「三つ目がとおる」。次点で(大分下がるんだが)「ブラック・ジャック」( ̄▽ ̄)。
 ここに今回の「どろろ」が見事初登場一位となりました(笑)。

 さて、一年ぐらい前だったか、制作発表のニュースをnetで見て「なぜ今どろろ??」とは思った。
 そしてティザーPVを見て「し、渋くて雰囲気よさげだけど、キャラはあまり劇画調じゃない方が好みなんだが…」と思っていた。

 で、いつやるのか、果たして岡山で見られるのかわからないまま時は経ち、、地上波は東京ローカルしかないと知り(やっぱりな…)とがっくり。東京の友人に録画は頼んだ。でもその後BSでもやることを知って、我が家の深夜だとやたらBSが録れなくなる機器で 大丈夫だろうか、と思いつつ(ベルセルク大半×、ヤングブラックジャック全滅、という録れ率) でも録画してもらっている保険もあるし、とダメ元で録画予約をする。 しかし年末前だったかに、長年使っていたDVDレコーダーが遂に壊れてブルーレイレコーダーに新調したので、もしかしたらBSも問題なく録れるかも?という期待もあった。レコーダー内臓のBSチューナーの問題かもしれないと思っていたので。

 期待に応えてくれたよ(゚дÅ)。もちろん東京の人に頼んだ分も改めて楽しむのだ( ̄∀ ̄)。キャラデザも劇画調でなくて一安心(もちろん好みの問題)。ということで半年間楽しんだわけです(完結しても進行形)。

他のどろろ

 ここでちょいと私の「どろろ」履修歴をば。ネタバレ満載

◆原作「どろろ」(文庫1〜3、サンデーコミックス版4巻)
 小6で「ブラック・ジャック」を読んでオタクに目覚め、手塚作品を頑張って集めていた頃買った。 当時、自転車で行ける範囲に本屋はなく、小さい文房具屋の一角にあったコミックススペースで 見つけて買った。サンデーコミックス版が4巻しかなかったので並んでいた文庫とまとめて買ったのだ。 で、、妖怪物が大好きな私は大喜びで読んだんだが、ラストがショックでね〜。 一応話として閉じてるから、今でも「未完」という認識はないのだが(「バンパイヤ」みたいなのが 未完だろう。。第二部の途中でよぅ…)それでもあのお別れエンドはショックが大きかった。 しかもしかも、ラストページで「50年後に地獄堂が焼失」って・・・! これって、百鬼丸が体を全部取り戻したのって50年後ってこと?!(と、当時解釈した) 50年後って64才?!こんな大昔の64才ってもう人生ほぼ終わる頃じゃん!!と思って 大泣きした覚え。。。 …一般認識として、百鬼丸が体を全部取り戻してないから「未完」扱いなのか、と今回思った。
◆1969版アニメ「どろろ」
 見たことなかったが、その昔、「どろろ」のアニメをテーマにしたムックを買って読んだので 大体内容は把握していた。で、この2019版にはまってからふと「そういやDVDとかで出てるんじゃなかろうか?」 と思い立ち、検索してすぐ見つけ、お手頃値段だったのでDVDBOXを買って遂に見た。 なかなか面白くて夢中で見たが、後半の「どろろと百鬼丸」の路線変更で一気に集中力が落ちた( ̄▽ ̄;。 変なコメディっぽいノリはいらんのだが、、、まあ最終回でちゃんと決着つけるのはいいよね。 でもやっぱりお別れエンドだし、百鬼丸。。。(゚дÅ)。
◆「どろろ トレジャーボックス」
 噂の冒険王版も収録されるというので買った。冒険王版設定もなかなか鬼畜で良かったわ。
◆実写劇場版「どろろ」
 TVでやった時に見た。が、正直あまり覚えていない。最後、荒野に近いロケーションで景光と 闘ってたかな、、、程度( ̄▽ ̄;。録画してみたけど、その後DVDには焼かずに消したような。。。
◆「どろろと百鬼丸伝1」
 ヤングブラックジャック、三つ目がとおる、と秋田書店のリブート(?)版をそれぞれ買って それなりに楽しんで読んだので、これも出ると知ったら買わねばなるまい、と買った。 導入部は旧アニメを彷彿とさせ、どろろのデザインが女の子すぎだろう、とか思いつつも ほぼ原作通りのセリフがあったり、原作どろろ顔が出てきたりでかなり原作愛とリスペクトを感じて なおかつちゃんとアレンジもありで面白かった( ̄▽ ̄)。 万代にああいう展開を加えてくるとはね〜〜、ということで続きも楽しみ。で、琵琶丸はいつまで着いてくるの?まさか琵琶丸って阿部晴明なの??( ̄▽ ̄;。
◆PS2版ゲーム「どろろ」
 存在は知っていたが、そもそもゲームは一切やらないので内容は知らなかった。 だが、ベルセルクのゲームで動画サイトに「プレイ動画」やら「ムービー集」やら 上がっているのに気付いて見た経験があったので 「どろろと百鬼丸伝」の万代エピソードがマンガオリジナルなのか気になっていた(ゲームとかの 話を持って来ている可能性もあるかと)のもあって 時間が出来た時に動画サイトで一日かけて見た。 いや〜〜、、、色々衝撃でした。 まず「黒い太陽が出現して太陽が二つになった」・・・は?? 黒い太陽は魔人たちに力を与える。で、魔神を倒す力を持った「光の子=百鬼丸」が生まれるのを 知った魔神たちが、百鬼丸の父親にうまく取り入って取引をさせ、百鬼丸の体を48カ所奪った。 そしてその奪った体を使って作った人間がどろろ(←ここ、冒険王版設定ね)。 なんだ、この初っ端からファンタジー全開設定は?! まあなんで魔神が百鬼丸の体を欲しがったか説得力は出るかもしれんが 私の中では「どろろ」は「妖怪物」であって「ファンタジー」ではないのでかなり衝撃。 しかも三郎太も魔神に作られた人間として出て来るし(どろろがその人間だというのがバレる前のミスリード要員だな) 妖刀の田之介の妹が結構しつこく命を狙って追いかけてくるし、 ミオはお米ちゃん的ポジション(?)でどんぶり腹は亀じゃなくてダイダラボッチだし、、 とアレンジを挙げだすとキリがないw。 そしてさすがにゲームだけあって、魔神がちゃんと48体、倒すとちゃんと戻って来る部位も全部判明。 いや、大脳皮質とか心臓とか肝臓とか内蔵全般、今までなかったってのはファンタジーに過ぎないか?! しかもネタが尽きたか48の中にはチャクラも含まれてるしww。 まあでもラストはハッピーエンドでよろしゅうございました。 ちなみに万代エピソードはほぼ原作準拠だった(と思う)。
◆「サーチアンドデストロイ1」
 「テヅコミ」という手塚マンガトリビュート雑誌(?)を試しに創刊号のみ買ったのだが、 その巻頭を飾った連載ものでどろろトリビュートのディストピア系SFだった。 一話だけ読んだ限りでは、ディストピア系&絵柄が少々苦手なのもあって、続行しなくてもいいかな、と 放置していたのだが、「どろろと百鬼丸伝」が1冊通して読むと面白かったのもあり、アニメが終わって どろろロスもありで、「やっぱり1巻だけでも読んでみるか」と買って読んだ。 で、一冊まとめて読むとやっぱり絵にも慣れてくるし、それなりに面白かったのだ( ̄▽ ̄)。 ということで全三巻予定だそうだし、続きも買うことに。 しかし百鬼丸が「百」という名前の少女で(でも見た目は毛皮を着てたりしてかなりグロ目)、 どろろは浮浪児の「ドロ」(まあこれは原作とさほどかけ離れてない)、敵はクリーチャーと呼ばれる 人造人間(?機械人間?)で、親は市長らしい。クリーチャーが百から奪った部位を自分の体に 移植して使っているのを、切り取って持ち帰り、外科手術で付け直すという、なかなかにグロイ。 これ、全3巻で48カ所取り返すのか??
◆「どろろ梵」
 今回のアニメにはまってからあちこち見ているうちに存在を知った。原作最終回後の話で 現代転生もの。試しに読んでみようかな、とWikiでざっくりあらすじを見たら そもそもの設定が受け入れがたく、(どろろが妖怪になって百鬼丸を殺したってのが(゚дÅ)) 見送っていたのだが、やっぱりアニメ終了後のロスにより全4巻セットを買ってしまった〜。 百鬼丸が女に転生して残り三か所を取り戻そうとするんだが、現代だけに 百鬼丸の今の親はどうなってんの?とか相棒になる梵の親もどうしてんの?とか その仕込み刀はどこでつけた?とかもう一人の百鬼丸はなんで分裂転生して年齢も違うの? とか色々気になった( ̄▽ ̄;。まあでもその辺の疑問をスルーすればそこそこ楽しく読めた。

2019版感想など〜

◆第一話 醍醐の巻
●超適当あらすじ:加賀の国、石川領の領主、醍醐景光が、領内の地獄堂にある12の鬼神像と取引したら代償として生まれたばかりの長男の体があちこち取られちゃったぞ。川に流された長男は16年後、義手義足などなど装備して鬼神を倒すマンになって旅してたぞ。どろろって孤児と出会って鬼神をやっつけたら皮膚が戻って来たぞ。

 まずは景光の取引から。。いや、初っ端から背景美術がめっちゃ好みなんですけど。 少し後で知ったが、墨汁で描いたモノクロ絵をフォトショで色付けしてるそうな。 道理でものすごく和風な湿度を感じる。もうこれだけでも良い( ̄∀ ̄)。

 そして私が読んだ原作では「何が欲しい?」と聞いたらネズミの子が上から落ちてきて、そうか、赤子が欲しいのか、ならもうすぐ生まれるわしの子をやろう、という展開だったがこっちは特に指定せずに「なんでもやる」って言ってんのね〜。もちろん天下が目標だけど、その前に国が荒れてるから国が安定しないといかん、とそっちも取引対象なのね〜。落雷で取引成功の印で額の×がついたり、百鬼丸も生まれてすぐは五体満足だったのが 落雷で奪われるとか結構派手。

 そして「魔神」でなく「鬼神」で48体が12体に変更なのは、既に前情報で知っていた。 んが、観音像の頭が吹っ飛んで「身代わり」ってのは、、11カ所しかとられてない…?頭取られる予定だった??それとも魂まで取られるのを阻止した??

 そしてOP。曲はそう悪くないが「燃やしちゃうぜイ」とかちょっと歌詞が部分的に恥ずかしい。。かも(語尾の言い回しの問題。若気の至り的なものを感じてしまうw)。でも映像はめっちゃ原作リスペクトで原作名場面集みたいで大興奮。全体に彩度を落としてる色合いも渋い、スピード感すげぇ、どろろが原作っぽい目で可愛い( ̄▽ ̄)。暗闇から現れてタイトルを切る百鬼丸カッコエエ。ラ、ラストの止め絵二枚、、やっぱり別離エンドなの〜〜(゚дÅ)、とOPだけで大分ズキュンズキュン来たw。たまらん( ̄∀ ̄)。

 はい、再び本編。OPでは盥で流されてたけど、こっちは流すのも両親でなく産婆で安心感のある舟で流すのね〜。そして琵琶丸がもう登場!( ̄∀ ̄)。化け物も出て来て凄惨な感じがよろしいな!どろろの声はこのキャラデザにはよく合ってると思った。どろろ、女の子のように可愛いな。女の子だけどw。

 そして百鬼丸、、、外套とマフラーつけてるのが新鮮。でもって、そうか、今回皮膚も取られてるからお面着用なんだな〜、と見てて(この時点で右足がもう戻ってると思ってなかったが、後で見返すとちゃんと右足だけ皮膚がないので布ぐるぐる巻き。外套マフラーは首から下の布ぐるぐるを隠すためもあったんだと理解)戦いだしたらよく動いてかっちょよい( ̄∀ ̄)。そして肘から刀がはみ出てる作りもすごく良かった。そうか、肘が曲げられた方が絶対闘いには便利よの〜、と。原作読んでる時には気付いてなかったが、あの仕込みの仕方だと肘が曲げられないものな。刃を咥えてるのも何してんのかと思ったら、長さ調節できるのね。考えてあるわ〜。

  で、橋が崩壊した後、なんで腰の刀を拾ってるんだろう?いつ外した?と思ってよ〜く見返すとどろろを助ける寸前、橋の上で義手を外したついでにぱっと飛ばしてた!これ、スローで見ないとわからん早業だったわ。跳びはねるのに邪魔だと思ったから外したのか。。。既に泥鬼(エンドカードの記載からこの名前だろう)が近づいて来ている時に外したそうにしてたもんねぇ。や〜、演出細かい。しかしスーパー義手義足だな、寿海さんよ!と思ったわ。

 全然テレパシー使えないのでコミュニケーション出来ない百鬼丸、新鮮でした。百鬼丸がどう見えてるかの表現もいいねぇ。分かりやすい&見えない不自由さも伝わる。

 どろろが川で手を洗ってる時登場したワンコ、旧アニメレギュラーのノタじゃないか!w。この時点で旧アニメのDVDはまだ見てなかったが、わかったぞ。まあ食うや食わずの旅してる二人が犬飼ってる設定は謎だったよねぇ<旧アニメ。世界名作劇場で主役がどんなに貧乏でもペット飼ってるのと同じか。。同じ枠だしw。今回は特別出演なんだな( ̄▽ ̄)。

 そしてお面が取れて皮膚が戻る、わかりやすくて衝撃的絵面、いいねぇ。でも寿海パパ、ちゃんと鼻だけ面と別に作ってるあたり、用意周到w。原作では鼻が爆弾だったから別に作った意味もあったけど(原作では皮膚はやられてないからお面でもなかったし)こっちでは鼻を別に作った寿海さんグッジョブとしかw。お面と一体化してたら皮膚だけ戻った時、鼻のところだけぽっかり穴が開くところだったわ。
 鬼神をやっつけると鬼神像が壊れる、ビジュアル的にもわかりやすい演出いいねぇ。でもって、体が戻るだけでなく、国の安寧も脅かされるおまけ付きか。そうなると結構後半醍醐の国は深刻なことになりそうな。。。というところで一話終了〜。

 いや〜、あっという間だった。EDも映像、曲ともに良かったわ( ̄∀ ̄)。

★鬼神:泥鬼→皮膚奪還:醍醐では鬼神像が1つ割れ、土砂崩れ発生

 ちなみにエンドマークに「つづく」とあって妖怪名が出るので、一瞬来週の妖怪が描いてあるのかと思ったが、今回の妖怪が描いてあるのであった、ということに二話まで見た時点で気付く(笑)。

 ……ちょっと待て。一話だけでどんだけいろいろ書いてんだ、私( ̄▽ ̄;。この調子だと、感想だけで大長文になるじゃん。。地道に毎回感想書けばよかった(゚дÅ)。

◆第二話 万代の巻
●超適当あらすじ:どろろは鬼神を倒すマンの腕でもうけられないかとついて来たぞ。で、早速ある村で妖怪退治を引き受けたぞ。でも村長の万代が鬼神だったぞ。鬼神倒すマンは「百鬼丸」って名前だと判明したぞ。

 原作でもおなじみ、万代の話だが、まさかの琵琶丸が初っ端から出てきて驚き。結構出るねえ。そして大変便利な説明役だった(⌒▽⌒)。生魚を食べようとする百鬼丸には思わず「ずっと生食ってたんかよ!」と突っ込んだわw。百鬼丸に何が見えているのかの説明もナレーションで入ってわかりやすかった。しかもこの男が「百鬼丸」だというのがこのナレーションで初めて確定されるわけだ。一話では寿海さんが「百鬼丸…」て呟いてるだけだからこのアニメでどろろを初めて見た人は相当察しが良くないとわからないしな〜。

 そして差し出された焼き魚の取り方が本当に見えてない風で大変よろしかったわ。でも表現されてないけど、岩とか地形とかもなんとなく見えてるよねぇ。感じてるというか。でないとあり得ない立ち回りとかあるもんねぇ。 残され雲の時、ムカデに切りかかるのに岩に飛び乗るのとかさ。。鵺の時、湧き水が出て来てるのもわかってたしな。ということできっと岩や土の自然物も表現されてないだけできっとぼんやり魂があるのよ、と思う私( ̄∀ ̄)。アニマ思想だな。後半、相手の刀や金棒が見えてたのは、武器に本人の魂がこもってた的な解釈でいいんだろうし。問答の巻の時、百鬼丸は自分の刀は見えてない表現(もやがない)だったけど。

 で、どろろの寝言!この寝言を言うってことは背中の地図の話もやるのか?!と大興奮いたしました。無情岬の辺の話好きなんだよ( ̄∀ ̄)。それにしてもこの一連の、野宿シーン、好きだなあ。食べ物確保したり火をおこしたり、なんつーか生活感があって良い。

 で、いろいろあって、万代とやりあうわけだが、戦いの中で痛覚がないことを見せてからの痛覚が戻る展開はいいね〜。で、一話もそうだったが、結構鬼神連中、瞬殺だよなw。万代なんかしゃべってる最中にやられちゃうしww。まあ百鬼丸は聞えないんだからコミュニケーション無理だわな、と納得w。百鬼丸の体を食べられなかった一体がいる、と一話の観音の「身代わり」説が正しいって説明してくれてたのになw。

 でもって原作では万代は人面瘡の化け物だったが、そういう説明も一切なし。鬼神はとにかく体を奪った敵で、やっつけるもの、という認識だけでいいってことだろうな、今回のアニメでは。

「おっかちゃんに似てた」と落ち込むどろろを見て(魂の色が元気がないと薄くなる模様)どろろを元気づけようとした(と解釈した)百鬼丸、優しい(゚дÅ)。一話でも土手から滑り落ちかけた子供を助けてたし、小さい白い奴は基本助ける方針なんだろうね〜。いい子だね〜(゚дÅ)。

 そして百鬼丸、自分の名前が書けた!寿海パパ、頑張って指導したのねぇ。かくしてどろろも同行者が名無しの権兵衛でなくなってよろしゅうございましたな( ̄▽ ̄)。

★鬼神:万代→神経系奪還。醍醐では鬼神像一つ割れる。同盟の隣国サカイ(漢字不明)が不穏な動き。そして察した景光が「赤子と産婆の行方」を密偵に調べさせ始める。

◆第三話 寿海の巻
●超適当あらすじ:一話からちらちら登場してた義手義足を作ってるおじさんの話だぞ。色々キツイ過去があったぞ。川に流された百鬼丸を拾って育てたのはこのおじさんだったぞ。百鬼丸が鬼神を倒すと体が戻ってくるのに気付いて百鬼丸を旅立たせたぞ。一方どろろは琵琶丸と話をしてて百鬼丸の体が戻るシステムを認識したぞ。

 ついに来ました、百鬼丸の過去編!!(≧▽≦)/。

 で、まさかの張り付け残酷シーンから。夕日のオレンジが鮮やかで印象に残ります〜。。。て!寿海さん、身を投げちゃったよ!( ̄□ ̄)。

 ……いや〜、まさか寿海さんのキャラをこんなに膨らませてくるとは思わなかった。まあ一話から死体に義足やらつけて回ってるあたりで「アンタ、何してんの」状態ではあったが、原作ではただの養父ポジションで「三つ目がとおる」の犬持先生レベルの印象だったのに、重いよ…(゚дÅ)。カナメのエピソードもいいねぇ。そして過去は基本モノクロってのも渋くて好き。まあ微妙に色もついてるところがあるんだけど。

 そして話が後半になってやっと百鬼丸を拾ったよ〜!6歳児の百鬼丸、カワエェ( ̄∀ ̄)。美人の鬼太郎みたいなw。そしてちゃっかり多宝丸の成長も入れてくる演出が憎いぞ。百鬼丸と多宝丸の対比がねぇ(゚дÅ)。本来なら百鬼丸が若様なのにねぇ。。(゚дÅ)。

 そして剣を教えたのも寿海なのか!!寿海って斯波氏に仕えてたけど、医者として仕えてたんじゃないのかな? 磔の処刑の仕方からしても武士じゃないと思ってたんだが。武士でもあった?まあどっちでもいいけど。

 しかし百鬼丸、強くなったねぇ(゚дÅ)。木刀でこんだけ倒すの、すげぇ。で、ここで右足が戻ってくるのだな( ̄∀ ̄)。なるほど、それで察して寿海さんが送り出すわけだ〜。別れのシーンは泣いた(゚дÅ)。晩秋に旅立ったから、百鬼丸は寒さのわからん体で一人で冬を越したのね。。色々すげーわ。

 しかし寿海さんはひたすら後悔の人生だねぇ(゚дÅ)。

 現在に近づくにつれ、なんとなく画面全体に色味が増してきているのもニクイ。

 最後に現在に戻って、百鬼丸に感覚が戻ったことを見せるの、イイ( ̄∀ ̄)。焚火を踏んづけて「ナンダコレ、熱い、痛い」な顔してる百鬼丸もイイ( ̄∀ ̄)。どろろも琵琶丸さんとの話の中で百鬼丸がどういうことをしてるか理解したわけね( ̄▽ ̄)。

★鬼神:一口かじり(という名らしい。でもうろ覚えだから違うかも。ちなみにエンドマークは雑魚妖怪の鎌鼬)→右足奪還

◆第四話 妖刀の巻
●超適当あらすじ:血を求める妖刀似蛭を持った田之介と戦うぞ。うっかり妖刀を持ってしまったどろろが操られてしまうぞ。田之介の妹も絡んでくるぞ。

 似蛭、似蛭!!原作でも印象的なエピソード。初っ端にモノクロ画面で何やら断片的に見せられた時、出て来る折り鶴の意味がわからんかったが、後で改めて過去回想が出てわかった。折り鶴を思い出したのは、一人残してきた妹のためにここで死ぬわけにはいかん、と思ったわけね〜(゚дÅ)。

 で、原作と違って田之介とお須志は両親がなくて二人っきりの兄妹になってるのね。となると、お兄ちゃんは余計「帰らないと」と思うわな〜(゚дÅ)。

 最初に百鬼丸と田之介が戦った時、左足の義足で刀を受け止めて一旦決着するわけだがそんな貫通するような傷ついたら、義足壊れるぞ!と思ったね。15話でついに壊れるわけだが、ひざから下だけ壊れたのはこの時の傷のせいもあるんでなかろうか(でも随分持ちこたえたけども)。義手もねぇ。。。刀で引っかけて外すことが多いから、瑕だらけだよな、と思う。よく最後の方まで持ったわ。栗とか硬い木で作ってあったのかしら。

 栗で思い出したが、雨がやたら降る、アジサイの咲く季節に栗ご飯を売ってるってのは。。。?それとも保存しておいた栗で栗ご飯を売るような商売があったんだろうか。どろろの背景や話は、季節感があって良いんだが、時々、え?この季節に??て描写あるよね〜。ドクダミの花の咲くのはもうちょっと早い時期じゃない?とか曼珠沙華は秋の彼岸に咲くから温暖化異常気象じゃないこの時代、蝉もいなくなった、もっと涼しい時期だろう、とか。

 お須志ちゃんが、田之介が切られた後、百鬼丸をののしらないのは(まあ新アニメでは助けた人にののしられて追い出される表現は一切ないが。多分差別はいかんという建前の今の時代なればこそだろうな)初っ端でどろろに「百鬼丸は耳が聞こえない」っていうのを聞いてるせいもあるかな。田之介も泣いているお須志のために新たに折り鶴は折ってやったけどあれだけ人を殺したからもう昔には戻れないと覚悟の上での百鬼丸との対決だったんだろうね〜〜。魅入られてたのが大きいけど。

 今回の殺陣は(も)大変かっちょよかったですね( ̄▽ ̄)。特に相手も刀だからいかにも時代劇の殺陣って感じで( ̄∀ ̄)。腕では多分田之介の方がちょっと上だったよねぇ。初めて刀で切り傷作るし(切られた頬を気にする描写も「痛覚戻ったからねぇ」としみじみ見られて良かった)義手義足じゃなかったらやばかったよな。

 どろろが義足に突き刺さっていたせいでうっかり刀を持っちゃって(原作では刀欲しがってたから持っちゃったんだよな、確か)刀に操られるわけだが、一応状況から百鬼丸にはあの刀を持ってるのがどろろだという認識はあったんだろうな、と後から思う。最初はどろろと一緒になって「どろろだっていうのをわかってくれてないかも?」とひやひやしたけどw。

 そしてここで初めて「兄貴」呼びするどろろ〜!( ̄∀ ̄)。いつもピンチの時に命を助けてくれる優しい兄貴だぜい( ̄∀ ̄)。そっとどろろを寝かせる百鬼丸、優しい( ̄▽ ̄)。

 しかーし、田之介の最期は原作のが好きだったので、あれをやって欲しかった。最後に自分の血を似蛭に吸わせるってやつ…!あのラスト好きだったんだ〜〜。。まあでも全話見た後だと、自らを鬼神に食わせる展開は三郎太のためにとっておかれた気がする。

 聴覚が戻ってきた時の音でそれとわからせる表現も好きだ( ̄∀ ̄)。でも初めて聞いた音が雨の音と、自分が切った男の妹の鳴き声ってのもね。。(゚дÅ)。

 初Cパートでお堂のところに折り鶴が置かれている描写があったけど、あれってお須志ちゃんが、兄上に会えたお礼を仏さまに報告して一人で生きていく覚悟を決めて旅立った、という解釈でいいんだろうな〜。だから折り鶴は置いて行ったのだ。

★鬼神:似蛭→両耳(聴覚)奪還

◆第五、六話 守子唄の巻(上・下)
●超適当あらすじ:聴覚を手に入れた百鬼丸は音の洪水にとまどって負傷してしまうぞ。歌がうまくて戦で親を失った孤児達と暮らしているミオという少女と知り合って、そこで養生することになるぞ。戦の影響を受け無さそうな土地にいる蟻地獄鬼神と戦って百鬼丸は声を取り戻すが、スパイの容疑をかけられたミオは 孤児たちともども殺されてしまうぞ。それを知った百鬼丸はぶち切れて侍たちを殺しまくってしまうぞ。

 四話が終わった後、youtube(と公式サイト)に予告編が上がっていることを知りここから次がどういう話か前情報をある程度仕入れつつ見ることが出来た。

 ということで。。。「これミオっぽい??!(予告は太鼓のBGMのみでセリフがないので絵とタイトルでしか予想できない)まさかの過去話じゃなくて進行形の話としてやるの??!どろろもミオと会うわけ?!」と驚愕しつつ待ってた( ̄▽ ̄)。

 いや〜、初っ端の、音の洪水に困ってる百鬼丸、良かったねぇ。言われてみればそうなるよね〜、と納得の展開。で、まさかのミオが歌が上手いんだぞ展開。原作では全然歌わないよね?歌ったっけ?ともかくミオ=歌という図式は新鮮でした。聴覚からの歌っていう展開、うまい持っていき方だな〜〜。 そして歌ってる歌が、、!え〜〜、これものすごく聞いたことある歌じゃん!昭和歌謡かい!と思ったが、まあエエ歌なのでイメージに合ったので使ったってことなんだろうな。ラブソングだけど、子守歌的な素朴なメロディーラインだしな。

 再び琵琶丸さん合流だが、やっぱりあれこれ説明するのに便利な琵琶丸さんだし鳥の妖怪はやっつけてくれて良かったよ( ̄∀ ̄)。傷が痛んで百鬼丸、戦闘意欲失くしてたしな〜。まあでも音で気が散って戦闘力下がったってのはよく表現されてましたわ。

 そ、し、て、、ミオとの出会い。。。川の中で、、あ、ミオ・・(察し)という状況での出会い。いや、原作では(子供の頃読んだのもあって)そういうことしてるとは微塵も思ってなかったんですが。「夜働きに行く」ってんでお察しだよね。。。(゚дÅ)。寺の子供たち、原作より大分小綺麗だったけど、色々失った描写はちゃんとされてましたな。戦争は酷いもんだよ、ってのをきちんと見せてくれてよろしかった。

 で、ミオの歌を聞きたがる百鬼丸。なんちゅーか、今までで一番表情豊かで可愛い( ̄▽ ̄)。ミオに甘えてる感じ、母親に子守歌をせがんでる感じ?原作では初恋だけど、これは初恋というより母性への思慕っぽいなあ、と思いましたです。百鬼丸、やっと外界からの刺激を受け始めた赤ちゃんぽいし。

 耳が聞こえ始めたばかりなのに、どろろの「左だ」って声に反応してたり相手の話してる内容を理解してるっぽいのは、やっぱり受動的テレパシーみたいなのは持ってたんじゃないかな〜、と思う。寿海さんに育てられてた時から、発信は出来ないけど、受信は結構してたんじゃないかな、と。でないと名前教えられても理解出来無さそうだしさ〜〜。

 なので琵琶丸さんが良い土地とそこにいる鬼神の話をしてもすぐ理解した( ̄∀ ̄)。多分ミオ達に良い土地を早くあげたくて、すぐ鬼神退治に行く兄貴( ̄∀ ̄)。でもまだ鳥にやられた傷が治ってなくて苦戦。つか、毎回結構ケガしてるんだが、いつもは結構すぐ治ってるよな〜。万代の時なんか、肺のあたりを貫通してたろ。あの後痛覚戻ったからかなり痛かったはずだが、そこはスルーww。まあ、ギリギリ肺の上だったか?( ̄∀ ̄)。

 右足食われたのは衝撃でした。そして同時に声が戻ってこれまた衝撃でした( ̄▽ ̄)。なんで戻った?そして最初の声が悲鳴かよ〜〜、ていうね。。。いや〜、百鬼丸の声の人、声優初挑戦の舞台俳優さんだと聞いていたが上手いね〜〜、と思ったら、オーディションが叫び声とたどたどしい発声が課題だったとか。

 闘いの最中(つまり相手を倒していないのに)何故声が戻ったか考えたんだが(その時すぐには理解出来ず)蟻地獄にほぼ致命傷を負わせたから声が戻ったけど、死にかけ蟻地獄は百鬼丸の右足を食って復活、ってことかな。つまり食う部位トレードした感じで( ̄∀ ̄)。トレードしたから蟻地獄を倒したら食われた右足も戻って来た、っていうのでOK?本来、完全に殺さないと戻ってこない気はするけど。それ以外に納得行く解釈が浮かばない。

 で、同時進行でどろろはミオの仕事を知ってしまう、と。どろろは女の子だし、おっかちゃんから「こういう商売もあるけどしてはいけない」とか教えられてたんだろうかねぇ。性教育早いな。ミオの仕事をがっつり見せるのはなかなか2019版アニメは攻めてるなあ、と思いましたわ。ミオが子供たちを養うためにどれだけ一生懸命だったかわかるしさらに黄金の田んぼ、の夢を持たせた演出も良かったねぇ(゚дÅ)。でも原作を知ってるとこの後悲惨なことになるのはわかってる視聴者(゚дÅ)。

 しかし、田圃の並びが異様に綺麗で「この時代にもう耕地整理してるのか?」と気になったぞw。まあ季節感系と一緒の突っ込み。

 両方の陣で働く、とか(ここ、ミオが言い出した時手に持ってるのが既に種籾なんだね(゚дÅ))後をつけてる侍がいるあたりで伏線貼りまくりで。。。うう、となりつつ見てましたわ。

 そして瀕死のミオが泣きながら歌う歌に、事態に気付いた百鬼丸が切れるシーンは圧巻でしたわ。激情に駆られて人を殺しまくったらそれは人間でないってことだな〜〜。というわけで、感情のままに突っ走る赤ちゃん百鬼丸は激情のままに鬼神になってしまう危険がある存在だってことだね。鬼神の残り火と琵琶丸は表現していたが、理性を失くして憎悪に染まりやすい素質があるんだろうな。二話の魂の色の見え方の説明からして敵意(害意)の色が赤系だから、鬼神は敵意悪意憎悪の塊なんだろう。

 それにしても百鬼丸、鬼のように強いな。鬼神倒す実力があるだけあって、人間なんか敵じゃねぇ( ̄▽ ̄)。

 どろろがよく止めたねぇ(゚дÅ)。でもそいつ、逃がすと情報が父ちゃんに伝わるんじゃあ、、、と思いつつ〜。そして自分の声がうるさい、と(頭の中で響くもんね。慣れてないと嫌だよな)声を出したがらなかった百鬼丸が初めて発する言葉が「ミ…オ…」て!。・゜・(ノД`)・゜・。。そうなるような気はしてたけど、泣ける。

 で、ラストでミオの歌声が流れたら、そりゃー泣くでしょ(゚дÅ)。二人の行く道が黄金の稲穂の中になるイメージも泣けるよな(゚дÅ)。

 まさか原作でちょろっと回想でしか出ないミオのエピソードをここまで膨らませて泣かせる話にしてくるとは思わなかった。

 お見事。

★鬼神:蟻地獄→声奪還し右足トレード。のち右足戻る。日照り続きでやっと降りかけた雨が止む。
全24話だ、まだつづく−−−−−−−−−−−−−−ここまで'19/08/24 UP

★第七話 絡新婦の巻
●超適当あらすじ:山の中で絡新婦の化け物と対決した後、取り逃したどろろと百鬼丸は、人さらいで人が次々消えているという村にやって来たぞ。逃げた絡新婦が人さらいの正体だろうと二人は探すが、絡新婦は人の姿になって弥二郎という優しい男にかくまわれていたぞ。

 絡新婦なんて原作には出なかったぞ、ということでアニメオリジナルエピソードだな、と興味津々で見た。

 百鬼丸って糸でぐるぐる巻きにされた時、全然もがかないよな( ̄▽ ̄)。おとなしくどろろに解放してもらうのを待っている。でもって初っ端の横顔百鬼丸の目にハイライトが!!と思ったらBDでなくなってたw。やっぱりミスだったか〜。で、蜘蛛女が人間に化身したお萩(オリキャラでもちゃんと食べ物名だという統一性は崩さないのねw)がツンデレ性格でなかなか可愛いと思ったら弥次郎との恋愛に発展した( ̄▽ ̄)。

 この性格だと感情移入しちゃうので、百鬼丸に殺さなければいいが、とややハラハラしていたら、耳が戻ったのもあって「人を殺していない」絡新婦は無事逃げられて良かった( ̄∀ ̄)。しかしまだしゃべらないけど、百鬼丸がどろろに色々ジェスチャーしだしたね。コミュニケーションを取ろうという頭が回って来たんだな( ̄▽ ̄)。ラストのクスッと初めて笑った百鬼丸も良かった♪( ̄▽ ̄)。

★鬼神:不在(絡新婦は一般妖怪)。

◆第八話 さるの巻
●超適当あらすじ:火山地帯に来たどろろと百鬼丸は花嫁行列を見たぞ。その行列に弓ひく「さる」と名乗る子供と知り合ったぞ。花嫁はさるの姉ちゃん(血は繋がらず)で、「残され雲」という妖怪に捧げられることになっていたぞ。残され雲退治を引き受けたどろろと百鬼丸だが、残され雲の中では百鬼丸は視界が真っ赤になって「見る」ことが出来なくて苦戦するんだぞ。

 予告でタイトルを見て、またオリジナル話か?!と、ちとびっくり。見ると痛快妖怪退治話だった( ̄▽ ̄)。まあたまにはこんなのもいいやね。これだけ倒すのに苦労したのも初やね。百鬼丸がある意味視界を奪われて、獲得した聴覚を工夫して使う展開、良かった( ̄▽ ̄)。どろろとさるの子供たちコンビの活躍も良かったし(妖怪退治を百鬼丸だけに頼ってるわけじゃないどろろの姿勢もね)拗ねて石投げしてんのかと思ったら、ちゃんと音で距離感を計る特訓だったし( ̄∀ ̄)。

 どろろもだけど、百鬼丸もメンタル強いよなあ。手も足も出なくても挫けず、ちゃんと対処法を考えてすぐ実行に移してるんだから。で、音が頼りの戦いだから、気絶したどろろを呼ぶのに百鬼丸が初めて(相手に呼びかける意思を持って)声を出したのがたまらんかったわ。百鬼丸に声を出させるための展開に必然性があって良かった( ̄▽ ̄)。このままじゃ、必要なくていつまでもしゃべりそうになかったからな。

 それにしてもムカデの頭に飛び乗るどろろの度胸の良さよ。尻尾側の頭に食われた後、中から一刀両断するのはスカッとしたが、「これ、消化管の中を走ってるわけか?( ̄▽ ̄;」と内部でどうやってたか気になるw。そしてそんな上空から落ちたら、下が水でも死ぬだろwとも思ったが、そこは突っ込まないようにしようw。で、姉ちゃんが生きてたのにはびっくり。消化前だったのか…、でも窒息しそうだけど、、とも思ったが、生きていた方が気分が良いからそこも気にすまい( ̄∀ ̄)。あれだけいじめられてた村人たちとさるは上手くやっていけるのかもちと心配だが、きっとコミュ力高そうな姉ちゃんがいるから大丈夫ね〜。初っ端で硫黄臭いのを強調してたから「今日は鼻かも?」と思っていたら、やっぱり鼻が戻った〜( ̄▽ ̄)。そして予想通り最初に嗅いだのは硫黄臭で、ご愁傷さまですw。不憫www。

 そしてどろろを呼んで叫ぶ(あーあーあーがだんだん「どーろーろー」に近づいていく叫び、上手かったな)百鬼丸に興奮した回のラストでついに百鬼丸がどろろの名前を読んだー(≧▽≦)/。いや、大興奮だよね。つか、やっぱり百鬼丸の成長を喜ぶ母親気分になるよな〜( ̄▽ ̄)。今回も明るいオリジナル回で楽しゅうございました。

★鬼神:残され雲→鼻(嗅覚)奪還

◆第九話 無残帳の巻
●超適当あらすじ:どろろは熱を出して倒れたぞ。介抱された尼寺で、どろろは熱に浮かされるまま、百鬼丸もいる場で両親との思い出をを語ったぞ。

 予告でタイトル見て、来たーーー、と思った。原作知ってりゃ、タイトルだけでもわかる、どろろの過去話〜。

 初っ端から臭い嗅ぎまくりの百鬼丸がカワエエ( ̄∀ ̄)。そして病人の扱いがわからない百鬼丸、助けを求めて片言で通行人に一生懸命語りかける、カワエエ( ̄∀ ̄)。でも「どぅ、ろ、ろ…」だけじゃ伝わらないわな( ̄▽ ̄)。「ど…ろろ、からだ、あつい」って三単語もしゃべった〜!と見てる方はまた成長を喜んだがw( ̄▽ ̄)。

 火袋がOPよりもシュッとしたイケメンになってて驚いた。イタチもカッコエエし( ̄▽ ̄;。ハムエッグがこうなるとは思いもよらず。話は細かいあれこれは省いてざっくり進めた感があったけど、火袋の死に方は原作より良くしてあったな。「槍ってのはこう使うんだ」っていう名セリフもちゃんとあったし( ̄▽ ̄)。そしておかゆのシーンが!まさかの坊さんの施しじゃなくてイタチ主催!とことん因縁絡めてきますな。そしてお自夜さんも雪の中じゃなく、曼珠沙華の中で死ぬのね〜。あれ?死ぬちょい前にどろろの背中に地図書かないの〜?と思う。二話のどろろの寝言から、地図は書くと思っていただけに。。。そしてやっぱり曼珠沙華が咲くには真夏過ぎでは?( ̄▽ ̄;。まあ気にしちゃいかんのね。

 そしてここでまさかのどろろ性別さらっとネタバレ( ̄▽ ̄;。まさか尼さんがさらっと言うとは思ってなかったのでびっくりした。あまりにさらっとバラされたので、流し見してる人は気付かないレベルだな( ̄∀ ̄)。

 そしてラストにはミオの事件の時に逃がした侍から百鬼丸の存在がいよいよ父ちゃんに伝わったー。でも「三日ほど前」と言うておったので、このシーンは実は絡新婦回の後ぐらいの時系列かな、と思う。絡新婦と残され雲だけで三日以上経ってるだろ( ̄▽ ̄)。

★鬼神:不在(エンドカードは曼珠沙華)

◆第十話 多宝丸の巻
●超適当あらすじ:醍醐領の湖で蟹の化け物が漁に出た村人を食べていたぞ。両親の秘密が気になる多宝丸は景光の命を受けている密偵から聞き出そうとするが上手くいかなかった上、父上にも怒鳴られてしょんぼりだぞ。その後村人の訴えを聞いて蟹の化け物退治を頑張るぞ。

 タイトルからして、弟くんを掘り下げるんかい!またオリジナルだな(オリジナルじゃない話もかなりアレンジ入ってオリジナル色強いのが多いけど)。5話からずっと出ていたお付きの二人が幼馴染ポジで兄弟というのも判明。陸奥は女性だな、発言権の序列からして姉だろう、と思っていたら、超久々に買ったアニ●ージュで正しい読みだったことが判明する( ̄▽ ̄)。で、蟹の化け物と戦うのはシャレか?原作だと多宝丸は髪型が蟹だからな〜。

 煙の中に(虫眼鏡で焦点合わせて焼くアレですね?的な煙の出方だが)百鬼丸の姿を見せるとは、鬼神の奴らめ、やるじゃん、というかサービスいいなあ、という感想。そして百鬼丸の「まんじゅ?」発言が!悶えるよな( ̄▽ ̄)。そして村人の訴えを真摯に聞いて化け物退治に乗り出す多宝丸、良い奴じゃん。原作のあの、いやーなボンボンっぷりが全くない!母上の愛に飢えてそうな割にはまっすぐ良い子に育ってるぞ。これで好感度上げてばんもんで殺されたら可哀想だが、OPに片眼の多宝丸が出るから(原作では最初から片目だが、OPも両目ある多宝丸と百鬼丸が戦ってるシーンあるし)ばんもんでは死なないかもな、と思いつつ見る。切られた爪のところから覗く蟹の身が美味しそうだったのは、皆思ったよね。。多分( ̄▽ ̄)。

 しかし、義経かよ!という舟から船への跳び渡り( ̄▽ ̄)。運動能力高いな。そして結構強い。大土木工事をやってたが、何日かかっているのか、そして経済的にもどうなの?とか思う。人夫賃とかは無料としても食事とかは村だけでは賄えないだろ。

 そしてラストにまさかの百鬼丸乱入で、ぎゃー!と思ったのであった( ̄▽ ̄)。確かこの頃には見れた掲示板に一か月分位の今後のタイトルを書いている人がいて、次は「ばんもん」だというのはわかって見てたんだよな〜。多宝丸一行があれだけ土木工事までやって頑張ってたことを思うと、百鬼丸の強さがとんでもないんだな、と改めてわかるね〜。そして蟹を倒した後、兵庫と陸奥、船に乗るのが早い!!w。もう夕暮れか〜、と思ってたんだが、よく考えたら朝焼けだったw。昔の人は夜明け前から働き者だ〜。

★鬼神:不在(蟹化物は一般妖怪)

◆第十一話 ばんもんの巻・上
●超適当あらすじ:蟹の化け物を倒した百鬼丸とどろろは多宝丸ご一行から道を確認して醍醐の国の城下にやってくるぞ。そこでばんもんの化け物の話を聞いて助六と知り合い、ばんもんの化け物退治を引き受けるぞ。ちなみにばんもんとは、国境の砦跡に唯一焼け残った1枚だけの高い板塀だぞ。

 さて、原作でも山場の一つ「ばんもん」がついに来た〜。さあ、このアニメではどう来るか、と構えて見たね。

 まずはどろろが商売(笑)無事助け賃をせしめる。初対面から凝視し、弟の方を振り返る百鬼丸、やっぱり魂の見え方が自分と似てるということに気付いていたんだな〜。そして…名前を問われて、ちゃんと「百鬼丸」って答えられた!と、成長を喜ぶw。「アニキ」って答えたらどうしよう、と心配してただけにw。そして次回になるがちゃんと一人称も「俺」で良かった〜。「オイラ」って言ったらどうしようと思ってたのよね。どろろの教育の賜物だろう。このあたり、キャラクター原案の人の1コマ漫画が秀逸だった( ̄▽ ̄)。「ひゃっきまんじゅ」の奴ww。でも母親のことは「おっかちゃん」呼びなんだよな( ̄▽ ̄)。その後も「強い、かなり」とか「行け!」とかしゃべるたびに興奮ですよ。いっぱいしゃべるようになったねぇ(゚дÅ)と( ̄∀ ̄)。

 そしてマジで栄えまくっている醍醐の城下。他とのギャップが激しすぎ。鬼神のおかげでここまで栄えるのかよ!という感じ。そして噂を聞いてばんもんへ。ばんもんに張りつけ処刑してるのは朝倉側なのね〜。そしてまたいらんnet情報を見てしまっていて、舞台版で助六が死なないというのを知っていたので(どうも舞台の脚本にアニメスタッフも協力してるから流れが同じ臭いというのも知っていた。なので舞台のネタバレは避けてたつもりだが、ちらちら目に入ることがあるんだよな( ̄▽ ̄;。)死なないんだろうなあ。なんでそこ、殺さないのかなあ、と思いつつ見ていた。

 九尾の見た目はなかなか良かったが、こいつも精神攻撃はしてこないんだな。原作ではこの九尾の精神攻撃がえぐかった印象があるが、とことん人間型じゃない限りしゃべらない設定なんだなぁ。絡新婦は喋ったけど、あれは顔が人間に近かったからか。で、腰の刀を使ったなあ。中身あるな。竹光でもなさそうだな?あ、そうか、最初は鞘だけだったけど、ミオの時に足に使った刀をセットしてるんだな。だから1,2話みたいに闘う時、腰の刀をポイ捨てして戦うこともなくなったのか。一話の絵コンテ見たら、「中身がないから水に浮く」って書いてあったので最初の頃は鞘だけだったのは間違いなし。リーチが長くなるから使ったのか、単なる気分なのかw。結局本気出したら両腕の刀にチェンジするし。

 そしてついに百鬼丸と景光の対面!多宝丸も怪しい女から赤子のことを聞いちゃったぞ。やっぱりこの女は出産の時に立ち会ってたってことか。でも一話を見てもそれっぽい女はいないんだが。障子にすがってたお付きの人は狂うほどじゃなさそうだし、そこまで若くないし、、と思うが、まあいいや( ̄▽ ̄)。と思ってたらam●zonのBDbox全巻購入特典でついてきた一話の絵コンテにしっかり、入口のところに控えてるお付きの人が11話の狂女って書いてあったw( ̄▽ ̄)。

 

★鬼神:九尾(持ち越し)

◆第十二話 ばんもんの巻・下
●超適当あらすじ:百鬼丸がついに父親と対面(前回のラストでだが)し、多宝丸も自分の兄の存在と因縁を知るぞ。色々あって九尾を倒すが、百鬼丸は家族全員に「死んでくれ」と言われたようなもんで可哀想すぎるぞ。

 景光の後ろで第一形態の百鬼丸が出る演出いいよな( ̄∀ ̄)。あれは景光の罪悪感だろうな〜。景光は百鬼丸を殺す気満々。迷いがないのがいい( ̄∀ ̄)。百鬼丸と間違えられて追われた猪、可哀想( ̄∀ ̄)。景光の言葉が謎すぎて醍醐の城まで行っちゃう百鬼丸、いいねぇ。多宝丸は多宝丸で百鬼丸が自分の兄だと知って、捨てた両親を責めるいい子だし( ̄▽ ̄)。

 しかし百鬼丸が狼煙を上げたのにはびっくりだ。火が起こせるようになったのね。どろろとはぐれたら狼煙を上げる、的なことをどろろに仕込まれたんだろうねぇ。まじでどろろも百鬼丸を育ててるなあ。

 百鬼丸の家族が見つかったところを素直に喜ぶどろろもほんにエエ子や。「おっかちゃん」て言って口元を綻ばせる百鬼丸も(゚дÅ)。そして〜、原作ではただおろおろしてるだけの縫さんが動いた!と思ったら「救えませぬ!」とか(゚дÅ)。家族そろって百鬼丸を拒否するために集合したんかよ!て感じでしたな。目の前で自害するしさ(未遂だけど)。まあ自害したのを菩薩像が必死で守ってそのせいで菩薩像の力が尽きた感じだな。

 どろろの「あにきー!」に多宝丸との戦闘を一瞬でやめて(多宝丸の片目を切って)どろろを助けに走る百鬼丸、いいねぇ( ̄∀ ̄)。次男が片目を切られて血を流してるのに全く気付かない縫さんも酷くて良い( ̄∀ ̄)。そして十二体目の鬼神像の両目が紫に光るのは、、、両目を横取り?原作だと殺したキツネの皮の重みでばんもんが崩れるけど、こっちでは九尾が息絶えたせいで崩れた感じかな?わかりにくいっちゃわかりにくいが、ばんもんは崩れないといかん気がするし、皮を貼り付けるような悠長なこともしてられないってんでそういう改変になったのかな?と。

 そして母親にも見捨てられてショックを受けてる百鬼丸にとどめを刺すために助六は優しい母親と再会するんだな、と思った( ̄▽ ̄;。なかなかにひでぇ。

★鬼神:九尾→鬼神像一体壊れ、後ろにあった鬼神像の両目が光る(両目を横取りされたと思われる)。ばんもんが崩れる。

全24話だ、まだつづく−−−−−−−−−−−−−−ここまで'19/09/07 UP

◆第十三話 白面不動の巻
●超適当あらすじ:ばんもん後、実はかなり傷ついていた百鬼丸はあまり寝ずに化け物退治に邁進してたらしいぞ。そんな時、どろろはおっかちゃんと顔も声もそっくりなおかかと出会うぞ。おかかは白面不動の手先で自在に顔と声を変えて旅人の顔を奪ってたんだぞ。百鬼丸がピンチだぞ。そいで一件落着したら温泉だぞ(笑)。

 白面不動、来た〜〜( ̄▽ ̄)。やはり「ばんもん」の後はこれだよね。改変期で一週飛んだので、すごく待ち遠しかった。そしてわかっちゃいたけど、OPが変わってガックリ。好みの問題だろうが、1クール目の方がよかった(゚дÅ)。できれば最後まで1クール目のOPでやるか、せめて映像は同じ風味で行って欲しかった気が。。いや、でもあの曲であの風味は合わないか。なんか普通の夕方アニメのOPのようだ〜。でもマイマイオンバとしらぬいが出たのにはものすごくテンション上がったけど!マイマイオンバとしらぬいはやるんだね?と( ̄∀ ̄)。映像的にもここから百鬼丸の血まみれ咆哮あたりの映像は好き( ̄▽ ̄)。

 で、本編。絵が…微妙に統一感がなくなった…気も。時間がなかったので同じ動画使いまわしました、もついに出て来たし。2クール目に変わるところで班編成かなんか変わったんだろうな〜。ま、それは仕方ないとして白面不動といえば、滝行をしているうちに顔がなくなっているのが怖かった覚えがあるが、直接切るんかい〜!いや、わかりやすくはあるが。そしてやっぱり百鬼丸はめちゃくちゃ凹んでるじゃん(゚дÅ)。あまり寝ずに妖怪をやっつけまくっているってのはそれしか怒りのぶつけどころがないからやね(゚дÅ)。どろろもどう元気づけていいのかわからなくて気をつかいまくってるの、辛い(゚дÅ)。

 そして白面不動の手下の女、おかか!原作では名前がなかったが、アニメでついた名前がおかか!ご飯シリーズも極まった感w。時間がないのか、おかかが喋る喋る、親切にべらべら説明してくれるw。そして一般死霊だった原作と違って、なんとおかかの正体は元仏師!顔を欲しがる理由もそこに持っていくとはね〜。そして女の仏師だったのかー、過去映像では女とバレないようにわからないような絵にしてあるんだな〜、と思ったが、生前は男だった説もあるようだ。アニ●ージュの脚本家と監督の対談で「(女のつもりだったのに)男になってましたね」と言っていた。

 でも、BDで仏師の服が白く変わっていて(でもおかかに変化する時に立ち上がった一瞬の服は放送時のままだったような)、より女性感が出てたかも。そしてどうにも気になっていた戦闘シーンもBDでは直ってた( ̄▽ ̄)。いや、滝つぼへ落ちた百鬼丸への輪っか攻撃の後、引き上げられる輪っかのカットで百鬼丸が輪っかにつかまっていないといかんだろ!!と思ってたら、BDではちゃんと捕まっていた( ̄▽ ̄)。その後縄へ飛び移って不動の指が壊れるところも「もっと勢い出して!」と思ってたのが多少改善されてたような(これは木野せいかも?)( ̄▽ ̄)。どろろの横顔アップで大声出すシーンで口元から顎のライン、キャラデザと違うだろ、と思ってたシーンはことごとくその後の話でも直ってて嬉しかったわ( ̄▽ ̄)。上巻のBDでは直しがほぼなかった気がする(元々作画も安定してたしな)が、下巻は直しが多かった気がしてみてて嬉しかったのだ。

 で、消えたおかかさんの着物を持って「おっかちゃん…」てつぶやくどろろを見て、百鬼丸も「自分だけが辛いんじゃない、小さいどろろも頑張っているんだから、俺もしっかりしなきゃ」程度のことは思ったか?( ̄▽ ̄)。で「俺は大丈夫」と伝えて温泉へ〜。予告で温泉へ入るのは知っていたが(見えないアニキに「知ってるけどこっち見んな!」って言ってるどろろが可愛いな( ̄▽ ̄))思ったより温泉シーンの尺が長くて、白面不動は駆け足でやって、温泉にこれだけ時間取るの、バランスおかしくないか?と思いつつ見てた。でもラストにどろろの背中の地図来たー!(≧▽≦)/。そうか、ちょっと間延び感あったけど、この地図を見せるための温泉だったかー、と思う。でももうちょっと時間配分、やりようがあった気はやっぱりする。振り返るとこの回が一番テンポ悪い気がするのはそのせいかな〜。

★鬼神:不在(白面不動は一般妖怪)

◆第十四話 鯖目の巻
●超適当あらすじ:前回ラストでどろろの背中に地図が彫られていることが判明したぞ。どうも財宝の地図らしいぞ。お宝の使い道でどろろは悩みだすぞ。そして謎の赤ちゃん妖怪になつかれたどろろと百鬼丸は鯖目という領主の家に泊まるぞ。夜中に芋虫妖怪に襲われるぞ。

 来た来た〜〜!マイマイオンバ回!てか、原作だとそこそこ色々あったマイマイオンバ回、旧アニメだとあっさり終わってたのね〜。新アニメはどう来るかな?とわくわく見た。で、まさかの初っ端がどろろの背中にどうして地図があるのかわかる過去シーン。えー、お父ちゃんが入れたの?そしておっかちゃんの背中に半分入ってるとか、驚きのアレンジ。そして彫り師でやっていけるよ、お父ちゃん、なデザイン性の高い地図〜。おっかちゃんも、そんなややこしい地図を「覚えておおき」って結構な無茶を( ̄▽ ̄;。覚えてるのか?どろろ。二話の「やめてくれ、おっかちゃん」の寝言は原作でおっかちゃんがどろろの背中に地図を描いた時のセリフだったはずだが、お父ちゃんが地図を入れたなら、あのセリフはなんでしょうな?ま、深く考えなくていいか( ̄▽ ̄)。

 で、両親の思いを知っているからこそ、地図の存在(ひいては財宝の存在だが)に悩むどろろの話を全く聞いてくれない百鬼丸( ̄∀ ̄)。奥さんの話を聞かない旦那は離婚されるわよ〜、と思いながら見た( ̄▽ ̄)。そしてこう思ったの、あながち的外れではなかったわ( ̄▽ ̄;。

 そして妖怪小僧、来たーーー!!(≧▽≦)/。やっぱり原作にも出てた妖怪で是非外して欲しくないのは金小僧と妖怪小僧よね!!旧アニメには出てなかったし、とっても嬉しい( ̄▽ ̄)。そして原作でも怖かった慈照尼の亡霊はアニメだともっと怖かった( ̄▽ ̄;。でも妖怪小僧にしがみつかれたどろろの動きはもっとバリエーション欲しかったなー(高望み)。でも妖怪小僧とどろろのやりとり、面白可愛かった。そして妖怪小僧の突進を毎回、そっとかわす百鬼丸も良い( ̄∀ ̄)。助けを求めるどろろに「鬼神じゃない」と手を出さない百鬼丸も大変良かった( ̄∀ ̄)。

 そうこうしてると鯖目、出た〜。こっちのアニメは「魚の死んだ目」じゃなくてロンパリなのね〜。鯖目の里へ歩いていく時の夕暮れの山道の背景が綺麗で郷愁を誘う。その前のススキ野原もきれいだったよなあ。で、ちゃんと余興の舞が出たので、わ〜、これ全部マイマイオンバの幼虫か!とビビッたが、違ったようだ( ̄▽ ̄;。後から冷静に考えたら、このアニメの百鬼丸だと会った時点で人間か妖怪か見分けがついちゃうから、妖怪が化けて出てくるわけにはいかんのだな(あ、でも絡新婦は人間型の時は人間ぽく見えてたか。でもあれ一般妖怪だしな〜)。だからもてなしの席なのに奥方の人間型マイマイオンバも同席していないのだな。で、このあたりのロングの顔がかなり崩れていたが、ここはBDでも直ってなかった( ̄▽ ̄;。

 虫の音も聞こえてすっかり秋だねぇ。彼岸花が咲いてから長かったな、秋になるのが( ̄▽ ̄;。怖くて鼻歌歌いながら寝床を寄せるどろろ、可愛い( ̄▽ ̄)。このアニメのどろろ、すごく怖がりなんだよな〜。度胸は据わってるのに。そして瞬きはするのに目を開けて寝るのね、百鬼丸ww。皮膚のなかった頃はともかく、皮膚が戻ってからは目を閉じて寝てるのかと思ってたが、そういや絡新婦の回で寝てる時も顔は隠れてた( ̄▽ ̄)。まあまだ目は乾かないからいいのか。実際目を開けて寝る人もいるから、いずれ目が戻っても開けて寝るのかもしれんがw。

 そしてオンバの幼虫、腕が四本あるところが(しかもムキムキっぽい)気色悪くていいな。まばらな頭髪っぽいのも良い( ̄∀ ̄)。マイマイオンバ、顔がいかつい( ̄▽ ̄)。でも人型はOPと同じく可愛い系美人さんだ。あまり流暢には喋れないのね〜。つか、鯖目もオンバと契約して里を守ってんのか…と思ったところでつづく〜!

 2クール目になってから一話完結じゃなくなったのね。そして2クール目のEDもなかなか良いな。歌詞が百鬼丸目線ぽい( ̄▽ ̄)。

★鬼神:マイマイオンバ(持ち越し)

◆第十五話 地獄変の巻
●超適当あらすじ:芋虫妖怪の襲撃はなかったことのようにしばらく鯖目の屋敷に逗留することになるぞ。村を探っていたどろろは土蔵の地下に閉じ込められ、芋虫妖怪の群れに襲われるぞ。一方百鬼丸は羽化した蛾の妖怪たちに襲われて戦うぞ。

 これこれ!このタイトルも原作にあって、オンバの回だったのは覚えてるんだが、タイトルと内容の関連がよくわからんかったのよね。でもこのアニメ版はまさに「地獄変」でタイトルに納得だ( ̄▽ ̄)。作監さんが1クール目EDの人だそうで、なかなか癖のある作画だったが、横顔が綺麗だし、よく動いてたな。でもちょっとロングになった時とモブの顔が「まんが日●昔ばなし」ぽくて、今までの作画とのギャップが凄かった。百鬼丸の目に隈取あるしさ。でも最初は面食らったが、何度も見てると味があってなかなか好きだ( ̄▽ ̄)。

 で、内容だが。前回、箸の持ち方がメタメタだった百鬼丸、ちゃんと食べてるじゃん( ̄▽ ̄)。ごはんつぶくっつけて(可愛い( ̄▽ ̄))。くちゃくちゃ噛むな!だったけど( ̄∀ ̄)。よそ者に団子(まんじゅうにしか見えんが、こういう団子もある?)を分けられる豊かさ、のどかさよ。そういや、どろろと百鬼丸が完全別行動って初かな?残され雲の時も多少別行動だったけど、ここまで別々に違うことやってるってのは。

 百鬼丸、尾行下手(笑)。こんな人気のない山中じゃ、そりゃあ難しかろうが。15話の作画で一番物議をかもしたであろう、斜面を駆け上がる百鬼丸、放送時は横からのカメラアングルで、途中の木を避けて走る動きは全く変わらず、拡大(手前に移動)→縮小(元のラインに戻った)ってだけだったのが、BDではやっぱりちゃんとした動きに戻ってた。放送時は、とことん時間が足りなかったんだろうな、と思わせたシーンだったが(笑)。そして尾行ばればれで頂上に着いた後、鯖目の語りが始まるが鯖目のアップの後ろに突っ立って聞いている百鬼丸、BDでは目を細めた!そしてマイマイオンバとの顛末を語る鯖目のアップの後ろの百鬼丸も目を細めたまま!ここは放送時は百鬼丸は見切れてて顔が映ってなかったぞ。

 一方、蔵の地下に落とされてへなへな座るどろろの顔も、やけに四角だったのが丸顔(&顔の中身もやや丁寧)に直ってた( ̄▽ ̄)。オンバの幼虫が羽化するところも好き。鯖目の姿に醍醐一家を重ねて「お前も同じ!」って百鬼丸も良かった。オンバの子供たちを切るシーンは、わかるけどちゃんと動きで見せて欲しかった感はある。でも「邪魔だ!」って鯖目を蹴とばすシーンは大好きだ( ̄▽ ̄)。

 で、妖怪小僧、原作と違って頭から割れるんかい!と思った。まあ現れた場所も違うし、構図の問題もあるか。寺の焼けた真相を見せる部分の流れは良かったけど、慈照尼が子供たちに酷いことをしていなかった(慕われてた)表現も1カットでいいから入れて欲しかったなあ。捕まった子供たちが「慈照尼さまぁ!」とか助けを求める感じで叫ぶだけでも。まあ一話にこれだけの内容をぶっこんでるんだから欲は言うまい。

 そしてオンバの子が櫓に突っ込んでの火事だがここの櫓の燃える感じはもっと派手にしないと、火が村中に飛び火する感じがわかりにくいんじゃあ…と思ってたら、BDでは派手になってた( ̄▽ ̄)。というか、放送時のCGで炎のハイライトが入ってなかった感??オンバは蛾だから炎に吸い寄せられちゃうんだよ、っていうのは原作みたいに人型オンバにセリフで説明して欲しかった気も。

 でもこの火事って、オンバの子が櫓の松明に飛び込んだせいで、別に百鬼丸のせいじゃないよな?百鬼丸が来なくてもいずれオンバの子が大量に羽化したら松明に突っ込んで同じ結果になったんじゃね?とも思う。増えれば餌も不足するしねぇ。

 で、百鬼丸の左足がついに壊れた。4話の妖刀で出来た傷もよくここまで保ったよ。米蔵が燃えたせいで、村人たちが途端に争いだすの、イイ( ̄∀ ̄)。まだに地獄変ですよ。イイ感じにのどかな村から悲惨な村へ変わったよ( ̄∀ ̄)。で、壊れた義足を竹で直すついでに油袋のギミックを仕掛けた百鬼丸だが、その油はどこから持ってきたのか、ちょい気になる( ̄▽ ̄)。蔵の地下のはどろろが倒したし、燃えただろ。それともどろろが少しくすねてたか?そんな描写はないが。

 湖で船をこぐ百鬼丸〜オンバ登場までの絵が綺麗だった( ̄▽ ̄)。百鬼丸がハァハァ言ってたのは、やっぱりオンバの子の爪が腹に刺さった時の傷のせいか?そして〜、背骨の奪還、衝撃映像でしたわ〜。糸巻き出て来た!Σ( ̄□ ̄)。原作でも背骨は作り物だったけどさ〜、原作は取り戻してないものな。この百鬼丸の背中が割れるのが蛾の羽化との対比だ、みたいな感想を見たが、なるほどね〜。糸巻き出る時に裂けた背中の皮膚とかは、背骨が戻ると同時に復元されてるわけかな。そういうことだろうな〜。それにしてもうめき声とか上手いわ、百鬼丸の声した人。で、この後、どろろが百鬼丸の着物の裾をつめて、背中の破れを繕ってくれたんだろうが、真夜中に裁縫はしてないよな??

 一夜明けて焼け野原になった村を見てどろろはショックを受けるわけだが、どろろは平和な村の姿を結構見てて、百鬼丸はほぼ見てないってのもあるから余計「関係ない」発言になっちゃうのね。つか、百鬼丸、そこはあえて考えないようにしてるよな。ばんもんで家族全員に見捨てられたのがトラウマになってるし。鯖目の里がミニ醍醐の国だってのはわかってるから、鬼神を倒したら国が悲惨なことになるのも「関係ない、関係ない」って必死で言い聞かせてる感じで…。

 で、ふと気が付いたらどろろがついて来てない衝撃っていうの、良かったわ( ̄▽ ̄)。どろろはどろろで、赤の他人の自分を助けてくれる優しい百鬼丸に人を傷つけて欲しくないからもあって、色々話をしたいのに話を聞いてくれないってしょんぼりしちゃって…。ほら、嫁の話を聞かない旦那は愛想をつかされちゃうぞ展開に〜。

 で、ここでイタチ軍団来た!これは無情岬展開に行くぞ!とわくわくしましたね( ̄∀ ̄)。旧アニメでもどろろの地図〜無情岬はばっさりやってないしな。ジャジャーン!でイタチがおっかちゃんの地図の写しを出した時は「おお?!ちゃんと写して来たのね。死体を見つけたか?」とわくわく(←ひでぇ)。で、ここで続く〜、と。

 百鬼丸、どうするの?テレパシーないのにどろろを見つけられるの?と心配になりつつ次回へ( ̄▽ ̄)。

★鬼神:マイマイオンバ→背骨奪還

◆第十六話 しらぬいの巻
●超適当あらすじ:イタチ達に地図目当てでさらわれたどろろは財宝のある岬へ向かうぞ。岬へ渡る舟ごとしらぬい&サメ二匹に襲われるぞ。どろろがカリスマ性を発揮して危機は脱するが、ついに背中の地図をイタチに見つけられてしまうぞ。

 しらぬい、来たーーー!!( ̄▽ ̄)。タイトルからしてしらぬいだけど!予告にもしらぬい出てたけど!!そしてアニメ内では一度もしらぬいの名前が出ないので他から情報を入れていない人にはあのサメ命!の少年がしらぬいという名だとはわからずじまいかもしれないw。明るい海の背景が綺麗だな〜( ̄▽ ̄)。いかにも日本海の風景って感じ(砂岩ぽい地面の色とか)で良い。作画はもとに戻って、やっぱりちょっとホッとする( ̄▽ ̄)。

 イタチはやっぱり墓を暴いたのね。つか、どろろ、5歳くらいだったろうに、よく一人で墓を作ったな。そして墓を暴いたのは埋めてそう日が経ってなかったんだろうな〜。おかゆ事件の山寺とそう離れてないところでおっかちゃんは死んだんだな?おかゆ事件から数日位か?イタチはその間に出陣して裏切られて逃げてきたんだな〜、と。そこからどろろとの再会までに5,6年かかったわけか( ̄▽ ̄;。

 で、しらぬいだが、右腕をサメたちにやってるとか、原作に輪をかけてサメ愛にあふれてるなw。二郎丸が赤目で三郎丸が金目なのね。で「後でもらうよ」って、しらぬい、おめーも人肉食ってんのかよ!( ̄∀ ̄)。いや〜、なかなか良いサメパニック映画でした。てか、原作でもそうだが、囮で海に飛び込めるどろろの度胸の良さよ。そしてこのカリスマ性よ。さすがタイトルロール( ̄▽ ̄)。

 そういや絵は総じて綺麗だったんだが、舟の上で「領主とうまくやってたんじゃないのかよ」とイタチに訊くあたりのどろろの顔、BDで直されてたな。そしてどろろひん剥きシーンもしっかりやったねぇ。どろろのお尻のラインがしっかり女の子だ( ̄▽ ̄;。妖刀以来のCパートがあってびっくり。そして必死でどろろを探して引き返している百鬼丸がいい( ̄∀ ̄)。そして次回、寿海さん出るー?!と思わせての引き、いいねえ( ̄▽ ̄)。

 で、エンドカd−ドが放送時サメ型二郎丸だったのが、BDでは絵はそのまま字が「三郎丸」になっててびっくりしたわ( ̄▽ ̄)。

★鬼神:二郎丸(持ち越し)

◆第十七話 問答の巻
●超適当あらすじ:どろろを探していた百鬼丸は寿海さんと再会するぞ。でもいろいろ拗らせている寿海さんは代わりの義足をくれないぞ。一方多宝丸一行はねずみの化け物退治を済ませて「百鬼丸の一味」を討伐に旅立つぞ。

 またも舞台を見た人のネタバレがちらちら目に入っていて「おっかちゃん」と言うらしいのと、寿海は死ぬ…?といういらん前情報ありで見た。そして「再会を匂わすエンド」というのも見てしまった。「再会」ってことはやっぱり別れるのね(゚дÅ)と、思いつつ。

 寿海さんとの再会シーン、かじられてたじいさんが消えてるのはなんでだ?後で木が死体の血を吸って妖怪化してるのを匂わせるシーンではじいさんの死体もあったのに。これはBDでも変わってなかったなあ。死体入れて欲しかった。。。あ、でもじいさん越しに飛んだ妖怪が墓泥棒に食いつくシーン、墓泥棒の持ってる義手に刀がついてて(肘から飛び出てる部分ね)「いや、そこ試作品とはいえ刀はつけてないだろ」と思ってたらBDで刀がなくなってた( ̄▽ ̄)。そして寿海さんの大男っぷりに、改めて百鬼丸もまだ子供なんだ、と思う。デコスリに喜んでる百鬼丸、いい(゚дÅ)。結構、寿海さんが「おおお…(泣)」て感じで百鬼丸にスキンシップする時、百鬼丸がほほ笑むのは自分への愛を感じてるからだろうなあ、と思うのだ。

 で、寿海さんは相変わらず拗らせてるなあ( ̄▽ ̄;。素直に自分を百鬼丸の養父だと言えず、自問自答だらけ(゚дÅ)。そして目覚めた縫さんからはっきり菩薩像の頭が吹っ飛んで百鬼丸の頭の身代わりになったと語られた( ̄▽ ̄)。鬼神の加護が失われたと断言する縫さん。ならそれを多宝丸にも教えてやって百鬼丸を討っても無駄だって教えてやればいいのに、と思が、確証はないから景光も信じない(信じたくないのが本音だろう)んだよなあ。

 非情になると決めた多宝丸と、どろろが唯一の味方だとはっきり認識した百鬼丸〜。寿海さんはとにかく百鬼丸に殺生してほしくない一心で義足をくれなかったのね〜。つか、あの壊した義足がラストワンだった気もする。木から生まれる妖怪は、旧アニメにもこんなデザインの奴がいたねぇ。多宝丸トリオのやっつけたネズミ妖怪は四化入道を彷彿とさせるものがある。。。

 百鬼丸が「自分にも愛してくれる親がいる」と再認識する回だと思っていたが、ラストの百鬼丸の「おっかちゃんだ(ドヤ)」発言で(言うだろうと予想していても泣いたぞ)寿海さんが救われるための回だったんだな〜。

 そして最後で頑張って聞き込みしたか、ついに百鬼丸がどろろの居所を突き止めた!すげぇな。そしてイタチ達が舟に乗ったところよりかなり離れた場所から舟に乗った百鬼丸〜。まあ同じ場所からだと情報聞ける人もいないし、舟もないからな。そしていよいよ次回、無情岬!!( ̄▽ ̄)。

★鬼神:不在(アヤカシ木は一般妖怪)

◆第十八話 無常岬の巻
●超適当あらすじ:鬼神化した二郎丸にどろろが襲われる寸前、百鬼丸が助けに現れるぞ。財宝を探しに山に入ったイタチ達を追っていると、多宝丸が軍勢を連れてやってきて、混戦になるぞ。色々空しいぞ。

 まず、タイトル「無常」岬なのね、なんで原作の「無情」岬と変えたんだろう?「諸行無常」からとった?英訳だとCape of Mercyになってて「無情」っぽいけどな。ちなみに岬の本来の名前は原作もアニメも「白骨岬」だ。

 16話のラストの復習から始まり、夜明け前の岬を舟で目指す百鬼丸が。え?百鬼丸、昼間に出発してたから夜通し漕いできたのか?( ̄▽ ̄;。さすが体力すげぇ。。てことは百鬼丸が舟で出発したあたりにどろろたちは丁度一隻食われて三郎丸に見張られてたってところかな。原作では二郎丸も三郎丸ももともとあの姿のまま鬼神(魔神)だが、二郎丸もそもそもサメ型の時から鬼神だったんだろうな。それが三郎丸を食っていよいよ変化した感じ?その前に目の色は変わってるから怒りで鬼神力発動!みたいな( ̄▽ ̄)。

 で、どろろのピンチにタイミング良すぎでカッコよく登場する百鬼丸。「どうして…」と目を潤ませるどろろ、良かった。で、百鬼丸との戦闘中に二郎丸の尻尾に跳ね飛ばされるしらぬい、良かったな( ̄▽ ̄)。そんなことをされてもサメ愛は変わらない。しらぬいの生い立ちはちらっとしか出なかったけど、飢え死にした母親の死体のそばにいる小さいしらぬいを見て、これは「もう一人のどろろだ」と言いたいわけかな、と思った。どろろも一歩間違えればしらぬいみたいな道を歩んだかもしれない、という…(゚дÅ)。

 二郎丸をやっつけた後、百鬼丸がどろろに近づくところ、もう少しひょこっと、片足だよ、の動きをしてほしかった気はするが、どろろのほっぺムニムニからの朝日バックのデコスリ、からの「迎えに来た」→どろろツンデレの流れは素晴らしくてニヤケるしかない( ̄▽ ̄)。

 そして左足、戻った〜。まあ予告で兵庫と戦ってる百鬼丸が生足だったんでこれは予想通りだけど、結構時短であっという間に戻ったな( ̄▽ ̄)。話を聞いてもらえない(いや、聞いてはくれたがスルーされたw)しらぬい、可哀想ww。そして異様に察しがいいしらぬいw。鬼神を倒して足を取り戻したって因果関係があれだけでわかるとはw。

 そしていよいよ多宝丸軍団(原作では唐突に財宝を狙ってきた地元代官軍団だったんだよな。うまく改変したな〜)とイタチ一味とどろろたちの三つ巴わちゃわちゃタイム。いや〜、わくわくする( ̄▽ ̄)。ここにしらぬいも絡むんだからなー。「ドカン。こっちもドカン」は可愛かったが、どろろには通じてねぇww。で、百鬼丸と多宝丸トリオのアクションシーン、楽しい〜〜。よく動くし、百鬼丸の予測できない上下空間使いまくりの戦い方も好き〜。みおの時の動きも好きだったんだよな。いきなり蹴とばしたりの、独学実戦剣法みたいなの( ̄▽ ̄)。で、兵庫の鉄棒にどすっとやられて、よく内臓破裂しないな、と( ̄▽ ̄;。腹筋でカバーか?脚力もすげーし。

 そしてどろろの方も、原作の地蔵ドミノ、来たーー(≧▽≦)/て感じで。百鬼丸の右腕義手をずっと腹のあたりに入れてるのもよし( ̄▽ ̄)。義手の外し方にバリエーションあっていいよな〜。そして後々失くさないように左手の義手は布をしっかり咥えたまま戦う百鬼丸( ̄▽ ̄)。百鬼丸の刀も折れたし、既に刃こぼれがすげー。これで次回の刀修理話に繋がるわけだね。そして火袋の仕掛けた罠の位置を知ってたか、火薬集めてのしらぬいの爆死。

 いやー、確かにこういうハプニングでもないと多宝丸軍は退かないだろうしね〜。兵庫が一瞬死んだかと思ったよ( ̄▽ ̄;。心配したが20話ではもうピンピンしてたな( ̄▽ ̄)。

 …そして!お宝あった!!イタチ、お宝拝めて良かったな。憎めない奴だった〜。原作ではお宝も拝めず死ぬしな。死に方はカッコイイけど。原作ではお宝はなくて、火袋のメモがあるが、あれではノーヒント過ぎてどろろも見つけられなくなっただろ!だったので、このアニメではちゃんとあったのが良かった( ̄▽ ̄)。今は使い道がわからんが、いずれ農民たちが立ち上がるのにちゃんと使いそうだな〜、と。そしてちゃっかり軍資金をとっていくどろろ。しっかりしていて良い( ̄▽ ̄)。

 そして百鬼丸も土砂崩れの後、すぐどろろを探しに行ったり、手を差し出したり、めちゃくちゃ「どろろ大事」感出てて良い。

 ラスト、舟で帰るどろろと百鬼丸、海と月の絵がきれい〜。そしてしんみり感。いい余韻だ。無情岬のアニメ化として大満足だ( ̄▽ ̄)。  

★鬼神:二郎丸→左足奪還

全24話だ、まだつづく−−−−−−−−−−−−−−ここまで'19/09/28 UP

◆第十九話 天邪鬼の巻
●超適当あらすじ:前回、刀を折られたのでどろろと百鬼丸は刀鍛冶のいる村を訪れて修理を依頼するぞ。百鬼丸が変な挨拶を覚えたせいで刀鍛冶の娘と結婚することになるぞ。でもこの村は天邪鬼の術にかかっていて色々混乱するぞ。唯一のコメディ回だぞ。

 某掲示板の向こう一か月分ぐらいのタイトルとざっくりあらすじを見ていたので、見る前から唯一のギャグ回だというのは知っていた。「天邪鬼」なだけあって、タイトルも普段と白黒反転w。どろろ役の子のインタビューで「百鬼丸が変なことを覚えてしまって…」というのも見てたのもあって、見始めた途端の馬へのデコスリは笑ったww。前回、どろろへのデコスリで愛情表現かと思っていたら、ただの挨拶!( ̄▽ ̄)。結果として教えたことになった寿海さんもびっくりだろうw。村の兄ちゃんにまでデコスリしかけるし、これは危険ww。

 タイトルがタイトルだけに、村人の言動があべこべになってるのもすぐわかったし、面白かったわ。おこわへのデコスリの時百鬼丸の顔のデッサン狂いが…と思ったが、BDでは少し直ってた( ̄▽ ̄)。徹底したギャグの連発で、まさかのヒョウタンツギやスパイダー登場(あ、アッチョンブリケもw)で手塚風味強くて楽しかった〜。やっぱり「どろろ」が手塚原作だからたまにはこういうのにも出て欲しいわ。

 そして喋りながら手振りでどろろに「言ってること違うから」って訴えてるのに全くわかってもらえず、どろろに「絶交だ」と言われてショック受けまくってる顔の百鬼丸とか、色々楽しいw。刀鍛冶の宗綱さんはアセチレンランプの顔なんだな( ̄▽ ̄)。天邪鬼の額にバッテンに「三つ目かよ!」とか、柱にしがみついて抵抗する百鬼丸(子供だww)を笑って見てる村人とか、色々面白かった( ̄▽ ̄)。

刀が戻った後のお試し運動、多少BDで直しが入ってたようなそうでないような。。そしてその後の百鬼丸のアップでの「〜が嬉しそうだ」「どろろも一緒だ」のあたり、軒並み修正が入っててイケメン度が増してて嬉しかったわ( ̄▽ ̄)。

 でもこれ、明らかにラストに向けての鬱展開前の休憩回よなー、というのもあって(もちろん、どろろと百鬼丸がお互いの気持ちを確認した回でもあったが)次週から辛いぞ〜、とも思ったぞ。あ、そしてEDの映像が前回から少しクリアになっているのであった( ̄▽ ̄)。  

★鬼神:不在(天邪鬼は一般妖怪)

◆第二十話 鵺の巻
●超適当あらすじ:紅葉の山に鵺退治にやってきたどろろと百鬼丸は同じく妖怪退治をしているという三郎太と知り合うぞ。でも三郎太は鵺とつるんでいたぞ。崖から落ちたどろろは腕を岩に挟まれたまま湧き水で溺死しそうになるぞ。どろろを自力で助けられなかった百鬼丸はますます体を取り戻したくなるぞ。

 賽の目の三郎太、来たーー( ̄▽ ̄)。全然原作と役どころ違うけど。それにしても2クール目に入ってから、鬼神に人間が協力してるパターンばかり出すねぇ。より人間のエグさを出してるみたいな。

 初っ端、醍醐の国の荒れ始めた様子を視察してまわる多宝丸トリオ。流行病の村人を抱き上げたりしたらやばくない?と陸奥を見て思ったが、次回で「やっぱり〜」の展開に。で、多宝丸に餓死寸前の子供を差し出す村人、我王か?と思ったが、画集買ったら正解だったみたい( ̄▽ ̄)「猿田」って書いてあったけど。

 一方、どろろと百鬼丸は化け物退治に紅葉真っ盛りの山へ。いやー、紅葉綺麗だな〜。でもこんなモミジだらけの山ってないだろう、とは思う。モミジはそんな日当たり良さそうな斜面じゃなくて谷筋じゃないと育ちにくい。水がいるから。。。まあでも綺麗だからいいや( ̄▽ ̄)。百鬼丸が採ろうとしているアケビのデカさに目を剥いたわw。BDでは多少小さくなってた…かな?気のせいかな?( ̄▽ ̄;。でもその後「どろろの分」てアケビを差し出す百鬼丸、「百鬼丸がこんなに成長して…(゚дÅ)」と、どろろがうるうるする前にこっちがうるうるしちゃったわ<完全母親目線。どろろが「綺麗」の概念を教えている時も「うん、うん」と大人しく聞いている百鬼丸の表情も声も穏やかで胸が暑くなる(゚дÅ)。こんなに成長して…(゚дÅ)<こればっかりやw。でもその後、三郎太登場でどろろとの楽しい時間を邪魔されて、あからさまにムスッとしている百鬼丸に笑った( ̄▽ ̄)。

 そしてドッカン重量感のある怖そうな鵺登場〜。尻尾の蛇もぶっといなあ〜、と思っていると、尻尾の大蛇に狙われ悲鳴を上げたどろろを百鬼丸が助ける!うわ〜、なんかもう、鬼神を倒すよりどろろの安全をまず確保する方に気が行ってるよね、百鬼丸( ̄▽ ̄)。イイわ〜、と思っていたら崖から落ちる。あの高さから落ちてよく無事だよな( ̄▽ ̄;。ここからが地獄だった(゚дÅ)。

 落ちたところが上手い具合に窪地になっていて〜、これ怪しすぎる地形だろ、と思ってたら、どろろの左手が岩に挟まってておまけに湧き水で水攻め!まあ予告でどろろが水で慌ててる映像は見てたからここまでは想像してたんだけど、四化入道回かよ!と。でも四化入道はこんな増水展開じゃないから切迫感が違う。まだ、引っ張ってたら義手がすっぽ抜ける辺りまでは「あ〜あ(苦笑)」ぐらいでお気楽だったが、義手にひびが入ったあたりから「あっ!あっ!」ってなって、義手壊れ〜どろろの手まで水没、百鬼丸狂乱の頭突きあたりではもう…もう…!息止めて見入ってたよね(゚дÅ)。百鬼丸の叫びが悲痛だし!でも琵琶丸がひょいと現れてどろろを助けてくれた時はやっと息が出来た(゚дÅ)。

 でもこれが決定打になって「どろろを義手では救えなかった。やっぱり体がいる!」ってなって、降り始めた驟雨の中、まっしぐらに鵺のところへ戻る百鬼丸、辛い(゚дÅ)。そして三郎太が鵺とつるんでいる理由も辛い。恐怖のあまり母親の腕を切って(不可抗力だ)逃げ帰ってさ、周りに蔑まれてさ、でも蓋を開けたら皆怖いんだ、自分だけじゃないって確認出来て…自分の弱さから目をそらし続けた。だから鬼神を恐れず立ち向かっていく百鬼丸を認めたくなかったし、本当はそんな風になりたかった自分、て。。辛すぎ〜。・゜・(ノД`)・゜・。。

 真っ赤な夕日をバックに血に染まるモミジ、映像もきれいで、その中でどろろのために鬼神の炎が強くなる百鬼丸。うう…辛い。鵺に食われて合体した三郎太の「お前は人じゃないから」って結論もさあ、、結局最後まで自分の弱さを認められなかったのかな。。いや、自分は人だから弱いのが当たり前、とやっと自分を許せたのかな?

 そして鵺本体で鬼神像1体、尻尾の大蛇でもう1体の鬼神像が割れ、後ろの鬼神像の両腕が光る。うーん、鵺は食べたら吸収合体するタイプの鬼神ぽかったからもともと大蛇は別の鬼神で、2体分やっつけたからそれぞれが持っていた左腕、右腕をまた十二体目が横取りしたのねー、と思われる。いや〜、それにしても前半のほのぼのと後半の地獄のギャップが凄すぎたわ。前回、次回からしんどそうだから覚悟しないと、と思って見てたけど、覚悟が足りなかったわ( ̄▽ ̄;。

 でも振り返るとこの二十話が一番好きかもしれん。

★鬼神:鵺→鬼神像が二体割れ(本体と尻尾の蛇で二体分の鬼神だった模様)、その後ろの鬼神像の両腕が光る(それぞれの持っていた腕を横取りした模様)

◆第二十一話 逆流ぎゃくるの巻
●超適当あらすじ:いよいよ醍醐と朝倉の戦が迫る中、百鬼丸はどろろの制止もきかず、醍醐領へ急いでいるぞ。一方母馬のミドロ号も仔馬と引き離されて接収されてしまうぞ。多宝丸一行と再び戦うことになった百鬼丸は爆弾をつけたミドロ号に突進され、谷底に落ちてしまうぞ。バラバラになったミドロ号は妖怪化するぞ。

 この回も割とBDで修正多かったような。どろろと話す百鬼丸の顔とか、密偵に多宝丸を守るよう言い渡す景光の横顔の目のハイライトが抑え目になって目のキラキラ感が減ったとか。あと多宝丸トリオと戦う前、多宝丸の方へのしのし?歩いてくる百鬼丸の歩き方が直ってたのが一番うれしい( ̄▽ ̄)。戦闘シーンも多少修正あったか?これは気のせいか?

 で、ついにラストへ向けての怒涛展開入口回ですよ。陸奥と兵庫がいかにして多宝丸のお付きになったかも明かされる。そしてやっぱり陸奥は流行病にかかってるやないけ!(゚дÅ)。まあでも原作の大きな流れはこれまでのところ変えてないから多宝丸は最終的には死ぬだろうし、舞台ネタバレで「多宝丸が目を返す」とか見ちゃったんで(そういう一言のネタバレでも、わかるじゃん。展開想像つくじゃん)いろいろ予想は着く。

 20話でいよいよ早く体を取り戻したくなった百鬼丸は、親切なおじさんにまで刀を向ける始末だ(゚дÅ)。3〜4歳ぐらいの精神年齢にはなってるのかねぇ、百鬼丸。どろろの「兄貴が兄貴じゃなくなるのが怖い」の意味はまだわからんのだな〜。どろろさえいれば、他はなくていいっていう危険な発想だし。そしてミドロ号、出て来た〜(゚дÅ)。いや、ミドロ好きだったから見たかったけど、こういう形にしたのか…。四化入道は17話のねずみと前回の水攻めがあったし、どんぶり腹は水中妖怪は蟹でやったし、鐘鳴らして食べさせる妖怪は見た目が後半のシリアス展開に合わなさそう(でも慈照尼みたいにアニメ版で気色悪いデザインにする手はあるよな)だしで今回のアニメではやらないかなあとは思っていたが、ミドロは出た( ̄▽ ̄)。

 したい捨て場的なところでの百鬼丸多宝丸戦、よく動いて好きだ( ̄▽ ̄)。カラスが飛び立つのと同時に走り出すのもいいし。そしてまさかの陸奥と兵庫がここであっさり片腕ずつ失うとは。そしてそして、ミドロをこんな風に殺すかよ!そりゃ恨むわ(゚дÅ)。爆風で飛ばされて谷底へ(結構な高さじゃない?)落ちても生きてる百鬼丸、丈夫だよねぇ。。。そしてどろろが攫われるとか〜(゚дÅ)。

 死体捨て場の怨念的なものがとり憑いてミドロは立派な妖怪馬として復活〜!で、次回予告でこのミドロに百鬼丸が乗ってるんだよな( ̄▽ ̄;。そう使う?!て感じだ。

★鬼神:不在(ミドロ号は一般妖怪)

◆第二十二話 縫の巻
●超適当あらすじ:谷底から這いあがった百鬼丸は、どろろが攫われたことに気付いて逆上し、ミドロに跨って邪魔する侍を切りまくりつつ醍醐の城を目指すぞ。一方捕まっていたどろろは縫の方に助けられ、縫の方ともども難民キャンプに身を置いていたぞ。そして鬼神が攻めてくるらしき噂を聞いて縫の方と現場へ急ぐぞ。

 なんと寿海さんがやって来た。何やら仏像ぽいものを彫ってます。あ〜、ここに来てやってきたってことは、やっぱり死ぬのかねぇ(゚дÅ)。そして連れ去られるどろろ。前回のラストと体の向きが違うのが気になるが、途中で持ち替えたか?( ̄▽ ̄)。

 なんと自力で崖を這い上がってきたらしい百鬼丸、どろろが攫われたことに気付いて激怒。「取り戻す!!」て、もうこれ、どろろも自分の一部扱いやろ。で、横を見たらミドロが「あたしの背中にお乗り!!」的な感じでいるしww。恨む相手がほぼ一緒で意気投合してるがな( ̄▽ ̄)。

 陸奥はいよいよ病が悪化して思いつめた末、地獄堂へ行っちゃうし〜。どろろはいよいよ動いた縫の方に逃がしてもらうが、懐に隠れている間に「おっかちゃん」て!!妙齢の女の人のぬくもりやら匂いやらに弱いのか?( ̄▽ ̄)。どろろが縫の方のばんもんでの発言を責めたのは良かったね〜。で、ついに縫の方がどろろについて行った!

 そんなことをしている間にミドロが砦(?関所的な?)の一つを突破。ミドロが単独で現れたので、あれ?百鬼丸は?と思ったら、ミドロのタテガミ越しに立ってる百鬼丸が一瞬見えたぞ( ̄∀ ̄)。

 一方、河に落ちて難民キャンプに身を寄せたどろろたち。このやたら目立つ三人組は名前もあるし、もしかして一揆とかそっち系の流れに行くフリか?と思いつつ、弥彦って20話冒頭で出てきた我王じゃんか、と思う。左腕の入れ墨もちゃんとあるし。そしてモブなのにやたら顔のいい次平太はロックで、道秀がスカンク草井か( ̄∀ ̄)。道秀って名前からして元坊主設定かな??洗濯してる縫さんの傍に来て座るどろろの顔が今一…と思ってたら、BDで直ってたw。

 そして炎混じりの竜巻が!(予告でも見た奴)ミドロに乗って鬼神の炎みたいな赤いオーラ出しまくりの百鬼丸がカッコイイけどヤバイ( ̄▽ ̄;。どろろを奪われたからってぶち切れすぎや( ̄▽ ̄;。殺しまくっとるし〜。そして密偵さんもミドロの火炎放射にに殺られた(゚дÅ)。まあミドロは確実に復讐相手だもんな〜。

 ところで地獄堂に集結した多宝丸トリオも、十二体目の鬼神に「約定は醍醐の跡取りの百鬼丸の体でのみ」とか言われてさ〜。多宝丸の跡継ぎとしてのアイデンティティーを全否定( ̄▽ ̄;。そりゃ全部百鬼丸に取られてるって思っちゃうよな。自分にとってはついこの間存在を知ったばかりのぽっと出の奴にさ。で、ラストで百鬼丸の前に現れた多宝丸トリオ、なるほど、あれが伏線でそう来たか!と思いましたね( ̄∀ ̄)。陸奥と兵庫に百鬼丸の腕が片方ずつレンタル!太さがつけてる本人と違うのが良い( ̄∀ ̄)。そして百鬼丸の腕が死人のように色が悪いのは現在鬼神の持ち物だからか。多宝丸には百鬼丸にやられた右目と額の傷のところに百鬼丸の両目レンタル!三つ目かよ!とw。まあ「目を返す」ってネタバレ見たからこれは予想の範囲内。そして百鬼丸の瞳は明るい茶色なのね〜。

 おおお!と思ったところで百鬼丸も理解して「それは俺の物だー!」って血が上ってますな!目の前に取り返したかった体を見せつけられて(しかも他人に使われて)もうどろろどころじゃねぇ。良いところで続くね〜。  

★鬼神:十二体目(持ち越し)→十二体目が横取りしていた百鬼丸の両目と両腕を多宝丸に両目、陸奥、兵庫に片腕ずつレンタル。エンドカードはレンタル腕つき安江姉弟(陸奥と兵庫のことだ)。

◆第二十三話 鬼神の巻
●超適当あらすじ:百鬼丸の残りの部分をレンタルされてパワーアップした多宝丸一行と百鬼丸&ミドロペアが戦うぞ。それを目撃したどろろと縫と琵琶丸&村人三人衆はあれこれ察するぞ。両腕が戻ってリーチの伸びた百鬼丸を、多宝丸は城へと誘い込むぞ。

 最終回一個手前回!初っ端から盛り上がっております百鬼丸多宝丸戦。いや〜、多宝丸トリオの「この体は醍醐のもの」って発言に、百鬼丸の「勝手を言うなー!」には激しく同意( ̄▽ ̄)。ミドロはね〜、やっぱり仔馬が来るとそうなるよね(゚дÅ)。で、兵庫の顔に飛び散る血しぶきがちょっと変だったのがBDでは変わってた( ̄▽ ̄)。でもまあ、兵庫の最期があんな形でミドロに頭を食いちぎられるとは予想もしてなかったわ。陸奥も蹴られて死んじゃったし。でも死んだ後、レンタル腕に操られてミドロを殺したのもなかなかエグイ動きで良かったね( ̄▽ ̄;。そして慌てて駆け寄って看取る多宝丸、ちゃんとレンタル目は閉じて本来の目からだけ涙が出てるのも良かったが、アンタが握ってるその手、百鬼丸の奴ですから、という皮肉がまたよし。ちゃんと死ぬ間際、陸奥の目の下の隈が消えていくのは鬼神の力が抜けて行ったってことだろうな。

 ミドロが倒れた後の目の色もタテガミが戻った途端黒く戻るんだが、いよいよ息絶える時の目のアップが金→黒になるのが気になっていたんだが、BDではちゃんとタテガミが戻った時も金色に直ってたよ( ̄▽ ̄)。で、陸奥と兵庫が死んで百鬼丸の腕が戻ってきたら、やっぱり腕の色が健康的な色に変わってた( ̄▽ ̄)。そして義手の細い指と違って年相応のたくましさを感じる指になっていて、いいね〜( ̄▽ ̄)。でも最初に握ったのがむき身の刃ってあたりが、やっぱり辛い(゚дÅ)。てか、あの一瞬でよく義手から取り外せたな( ̄▽ ̄)。縫さんに話しかけられてとっさに両腕を後ろに回すのは、やっぱり「また取られるかも」って怯えてたわけだな?縫さんの呼びかけにびくっと身を引いてたし(゚дÅ)。そしてどろろが縫さんと一緒にいることに気付いてないよな(゚дÅ)。全然余裕なし。

 出るたび思ってたが、ススキ野原のススキが綺麗だな〜。特に手前に来るススキ、いいよな〜。丁度百鬼丸が生まれたのと同じ季節なんだね(感慨深い。一話のコンテ見たら「夏」とかあったけど、ススキの感じは同じ)。。で、刃を握って手に傷がついてることにやっと気づいて、足の布を手に巻いたのね。やっぱ百鬼丸は頭がいい( ̄▽ ̄)。百鬼丸のレンタル目だと鬼神目線てことなのか百鬼丸と同じ見え方になるのは便利だな。百鬼丸の目のぐりぐり自由に動いてる感じはキモくていいぞ( ̄▽ ̄)。

 間合いが変わったことに気付いて一旦退く多宝丸に百鬼丸が追いすがって戦うシーン、多宝丸の顔がとがりすぎと思っていたが、これもBDでは直ってた( ̄▽ ̄)。そして寿海さんが百鬼丸を見かけて追ってくる〜。寿海さん、しっかり仏像彫り上げてるやんけ。手が早いな〜。義手や義足を大量生産してただけあるってことか。

 縫さんやどろろが問答を繰り広げてこれがテーマだ!的な結論に達したので、こりゃーここで財宝使って村づくりだな、と。やっぱりどろろって主人公体質だよな。考え方とかカリスマ性が( ̄▽ ̄)。ラストに城に向かって走るどろろの横顔アップの唇のあたりから顎にかけてのラインに違和感ありありだったのは(24話でも同じ絵が使われていたが)BDでは全部直されてた〜( ̄▽ ̄)。

 一方、城へ戻った多宝丸、城にいる人たちを避難させるのはいいけど、「鬼神が来る」って言ってる多宝丸の姿こそ鬼神なのが皮肉だよね〜。奥のろうそくが消えて、目を開けると百鬼丸が立ってるのがかっこよかった。そしてこの立ってる百鬼丸の後ろの灯り、右が赤で左が白いのは鬼と人の教会に立ってるって表現だろう、と感想で書いている人がいて、なるほどな、と思ったわ。そして屋内でのチャンバラ〜。いや〜、壁を駆け上がったり、鴨居に刀が引っかかったり、良かったわ〜。で、これだけどすどす暴れりゃ、火事にもなるわよって感じだったが、燃える城の中での刀での一騎打ちって、時代劇のクライマックス感があってと〜〜っても良かったわ( ̄▽ ̄)。で、次回、最終回!!

★鬼神:十二体目持ち越し。陸奥、兵庫がミドロと相討ち→両腕戻る。エンドカードは三つ目多宝丸。

◆第二十四話 どろろと百鬼丸
●超適当あらすじ:百鬼丸と多宝丸の最終決戦が燃える醍醐の城で繰り広げられるぞ。だが戦いの中で百鬼丸は多宝丸の心にもぽっかり穴が空いていることに気付くぞ。負けを認めた多宝丸が百鬼丸に目を返そうとした時、ついに十二体目の鬼神が登場するぞ。

 最初のナレーションがかっこよくて痺れるざんす。夕暮れにかかりつつある空も不穏な感じでいい( ̄▽ ̄)。23話からの城の中で戦うシーン、時々百鬼丸の足布が復活していて「ん?!」と思っていたのだが、やっぱりBDでは修正入ってた( ̄▽ ̄)。多宝丸が陸奥兵庫のことや母上のことを思い出して、人間的な感情が前面に出る時、ちゃんと鬼神からもらった百鬼丸の目は閉じちゃう演出がこだわりを感じて好き( ̄▽ ̄)。「母上は…」のあたりの声の演技も良かったよね〜。まあ突然のお部屋紹介にはちょっと笑ったけど( ̄▽ ̄)。意味はわかる。一旦下に落ちた後、目に血が流れ込んだせいで、自分の目はつむり、百鬼丸の目だけ開いて戦っていたせいで、お互い同じ見え方で戦ってるのも対等な勝負な感じで良かった。

 で、トドメの瞬間、百鬼丸の頭に過るミオ、どろろ、寿海、縫、三郎太などの百鬼丸ビジョンの姿と、その後の一撃の瞬間、後ろで光るどろろの影、良い演出でした〜。どろろが百鬼丸が弟を殺すのを止めた感あって。というかどろろの教育の賜物でもあるな( ̄▽ ̄)。しかもam○zon特典の24話絵コンテ見て知ったが、個の後、多宝丸に「わからない〜人だ」ってしゃべる百鬼丸の後ろに寄りそうようにどろろの影がいるんだな。いや、これは薄すぎて気付かねぇよ( ̄▽ ̄;。で、鬼神に乗っ取られかけて舞台版ネタバレ通り目を返す多宝丸〜。放送時は掌に乗ってるのはくりぬいた目玉だけだったと思うが、BDでは視神経までついてたぞ( ̄▽ ̄;。そこはグロくしなくてもよいんじゃなかろうか( ̄▽ ̄;。

 そして目が戻りかけて苦しむ百鬼丸の頭の上あたりに金色の光の筋がぴゃ〜っと集まって外へ飛び出ていくの、戻りかけた目玉を再び鬼神が横取りしたってことだろうけど、わかりにくいかな?と思っていたらBDではこの光の筋が派手になってた気がする。でも気のせいかも。

 多宝丸は多分鬼神の力をレンタルしてた反動で力が尽きたんだろう。体に負荷が相当かかってたんでないかな?百鬼丸と互角の動きしてたしな。それで命を削った。十二体目の鬼神は多分動けない、自力で戦うには激弱な奴だったんだよな?それで多宝丸トリオを使ったのに、自分が出ていかざるを得なくなって、百鬼丸に瞬殺された、と( ̄∀ ̄)。その瞬間、義眼が飛び出たのもすごかったけど(まあ、義眼は外れないと本物が戻ってこない)ついでに髪を結んでいた紐まで解けたのは、ファンサービスとしか思えないww。いや、髪を下ろした百鬼丸、美人で良かったけど〜w。

 目が戻って最初に見たのがWおっかちゃんで良かったね(゚дÅ)。まあ今生の別れになったけど〜。縫が百鬼丸を抱きしめて母の愛を伝えたのは良かったけど、多宝丸のことも気にしてやれよ、とはちと思ったw。天井がちょいと焼け落ちて百鬼丸が抜け穴へ落ちた後、抜け穴入口がふさがれたってのもあるけど(ここの入り口を塞いでた燃えてる木材もBDでは増えてた気がするけど、自信ない)、すぐに追おうとしなかった縫も寿海もここで死ぬ気満々〜。まあ、逃げるにしても多宝丸を連れていかないといかんのだが、多宝丸がほぼ死にかけてるのは二人ともわかってたんだろうか。

 で、問題の(?)井戸から上がるどろろと百鬼丸のシーンですよ。百鬼丸の「どろろ、きれいだ」っていうのは「空がきれい」っていうのをどろろに言った言葉かと思ったんだが、やっぱりどろろもきれいっていうのも言いたかったのかねぇ。原作の「案外可愛い」って言うのを踏襲した感じか( ̄▽ ̄)。こっちは20話で「綺麗」の概念を聞いてたから早速使ったんだね〜。焼け落ちる城を見る百鬼丸の目がうるうるして泣きそうなのが良かった。Wおっかちゃんと弟があの中にいるってわかってる表情だよな(゚дÅ)。すっかり人らしくなったねぇ(゚дÅ)。

 Bパート。難民キャンプの寺でどろろが三人に金の話をしてる時、なんで無人なんや、と思っていたらBDでは何人か人がいた( ̄▽ ̄)。そして百鬼丸と景光の地獄堂対決。良かった。やはり景光が妖怪化してやっつけるとか、景光を切る、とかじゃ納得できんので(お子様向けっぽい解決に感じる)この、許して生き地獄を味わわせる決着が一番良かった( ̄▽ ̄)。そして鬼神が百鬼丸の体一つで約定を交わした理由(百鬼丸が鬼神にとっていかに魅力的であったか、というか)もここで明かされて良かったし。景光が鬼神と取引せずに、なんとか耐えていたら百鬼丸が名君になってた可能性っていいよな〜( ̄▽ ̄)。

 そしてどろろはやっぱり財宝を村づくりに使う気になったな。で、どろろと百鬼丸のやり取りを直接見せず、琵琶丸との会話の中でだけ出すってのは…もう15分くらい(なんなら丸々一話使っても良かった)尺を取って直接見せて欲しかったってのはあるけど、多分、どろろがやりたいことを見つけたのを聞いて、そのどろろの夢を邪魔せず、出来れば一緒に生きていくためには自分が人として一人でやっていけるかを確認しないといかんと思って一人旅に出ることを決めたんだろうな〜、と。21話あたりの発言で、ちょっとどろろに依存し過ぎてる感もあったからあのままだと重すぎるしねぇ。どろろと離れてもう少し冷静になった方がいいよ、とあの時思ったし。それが「ちょっと確かめてくる」「自分のことだ」発言で、確かめられたら「すぐ戻る」ってどろろに言ったんだが、語彙力の少ない百鬼丸の物言いでは、どろろにそれが「一人で旅に出る」という意味に伝わらなかったんだろう。そのやりとりを視聴者が見ていたら、視聴者はその意味を察することが出来たんじゃなかろうか。なので敢えて視聴者には見せなかった。まあ尺の問題が一番な気はするけど。「こっちもドカン」もどろろには通じてなかったもんな。ちなみに旅立つ百鬼丸、初草履履き!難民キャンプで調達したんだな。ますます普通の人間ぽくなったって表現かな(゚дÅ)。

 最後に旅立つところam○zon全巻購入特典の24話絵コンテで「朝」って書いてあって改めて見たら確かに朝だった!つまりもうあそこは地獄堂対決の翌日ぐらい?醍醐の国を出るあたりまで来てる感じか。コンテには百鬼丸が種籾を少し手に取って、どうもあの峠(?)の脇に埋めてるらしき描写もあった。アニメではなかったけど。まああんなとこに埋めても芽吹かないからそこはカットで良かったよ。ただなんでそこでその種籾袋出した?とは思うけど。ということで、ネタバレのせいでわかっちゃいたけど、お別れエンド〜。・゜・(ノД`)・゜・。。と思ったらラストのラストで走るどろろが少女に成長して、その先にやっぱり成長している振り向く百鬼丸が!後ろは金色の稲穂!!これ、再会するってことだよね!!原作みたいに二度と会わなかったエンドじゃないよね!!!と号泣。

 いや〜〜、幻説もあるけどね。監督は999のメーテルと哲郎みたいに青春の良い思い出的な感じにしたかったのかもしれんが、憧れのミステリアスなお姉さんと少年の旅じゃないんだよ!ミステリアスだけど美人で憧れの人は青春時代の鮮烈な思い出として美しく残ればいいけど、百鬼丸とどろろは違うんだよ!特に今作のは!!百鬼丸はどろろの人間性がどれだけ素晴らしくて大事な存在かを認識してるし、どろろは百鬼丸が優しくてどれだけ苦労したかも知ってるし!!少年が取り残されるのと女の子が取り残されるのじゃ印象違うから!とにかくこいつらは再会して二人で幸せに暮らさないとダメでしょ!!まあ、百鬼丸はなんなら旅三昧でたまに帰ってくる暮らしでもいいけどさ。

 で、どろろの舞台が加賀なのは、一向一揆が成功して、信長が来るまでのほぼ100年間「農民の持ちたる国」と言われてたお土地柄だかららしい。つまりどろろの理想とする国は、とりあえずどろろの生きている間は実現したんじゃないかな、と思わせるところがまた…(゚дÅ)。ああ、良かったよ〜〜。・゜・(ノД`)・゜・。。こんなリメイクをしてくれて、本当にありがたかった。原作読んで以来のあのラストのショックがやっと上書きされた( ̄▽ ̄)。

 と、本編は綺麗に完結してしまったが、OVAとかで旅している間の妖怪退治話とかでいいからやってくれないかな( ̄∀ ̄)。最終回後の再会までのあれこれも見たいけど、そこは多分蛇足と判断されそうだから、百鬼丸とどろろの旅の途中の鬼神以外の妖怪退治話を!どんぶり腹とか四化入道のエピソードも残してあるし( ̄∀ ̄)。・・・つまり、まだもっとこのアニメを見たいってことなんだが( ̄∀ ̄)。・・・ないかなあ!!!  

★鬼神:十二体目→両目奪還。エンドカードはどろろと百鬼丸(゚дÅ)。


最後に可愛く描きたいと思い、ざっくり塗りだけど描いてみた〜。画像をクリックすると新窓が開いて大きい画像が見られます。
'19/10/05 UP


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