もう数年前のことだ。 その日はPROMIメンバーの紫瀬さん、あむさんと3人で大山にいた。桝水原という、冬はスキー場だが、夏場は草地が広がり日本海側の眺めも良く、夏山リフトも動いている場所で、我々三人はカメラを持ってうろうろしていた。 その時「すみませ〜〜ん」と、にこやかにカメラを持って近づいてくるおばさんが。(おばさんといっても我々もおばさんなので、同年代かもしれん)。 彼女の後方にはもうちょっと年のいったおじさんもいる。一見、ご夫婦か?といった感じ。 観光地でカメラを持った人に「すみませ〜ん」と声をかけられれば、大抵目的は決まっている。 「一緒に写真に入って下さい」 「は?」 「シャッターはあの人が切ってくれるんで、三人で一緒に写真に入って下さい」 よ、よく状況がつかめないんですが・・・。 しかしおばさんの押しは強かった。とまどっている我々を横に並ばせ、満面に笑みを浮かべて ・・・異様にハイテンションのおばさんと引きつった笑顔の我々の写真が撮れたに違いない。 無事撮れたら、おばさんは相変わらずニコやかに 今の何・・・。私たちの写真を撮ってアンタどうすんの。。。しかもあの、馴れ馴れしい写り方は何?? しばし呆然としていた我々だった。 後日、色々推理した結果、私が出した結論。あれは不倫旅行のアリバイ写真である!社内恋愛か何かで、同僚には女友達と旅行に行くと嘘をついてきた!よって同年代の女性グループをつかまえて、偽の証拠写真を撮る必要があったのだ! ・・・どうだ?一番現実的な推理だと思うが・・・。他の可能性ってあるかな・・・。例えば、あのおばさんが、知らない女性グループと一緒に写真に写るマニアだとか・・・いや〜〜ん、そんなコレクションにされたくな〜い。
'02/06/07 UP
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皆さんは、車を運転中にふと気になる光景を目撃してしまったことはないだろうか。 私はある。 そして「気になる光景」なだけに、かなりのインパクト映像として記憶に残っている。今回はそういう話(期待しすぎちゃいやん)。
それはもう何年も前のこと。同人イベント帰りであった。 PROMIメンバーを乗せ、私の運転する車は岡山市の中心地を背に東○の峠を越えて、両側ごみごみした街の、なんだか狭苦しい県道を走っていた。道が狭いので渋滞する。この時も我々の車を呑み込んだ車の列はトロトロノロノロ動いていた。 当然我々は車内でしゃべくり倒していたが、目がヒマだった。あんまり周りの景色が変わらないから。よって必然的に周囲をキョロキョロと見ながら話をしていた。 さて、そんな時、左前方に空き地が出現した。多分店か家があったのを壊して更地に戻したものだ。その空き地を囲むようにカギ型のプロック塀があったが、空き地は我々のいる県道の方へ開けている。下図参照。 もとから我々に背を向けていたおばさんはヨタヨタと前進し、我々から見たら空き地の突き当たりになるブロック塀のすぐ手前まで行った。 そしてその場でおもむろに大きな白いパ○ツを下ろして丸出しでしゃがむと、しょ〜〜〜〜〜〜〜、と。。。。し出したのである!! おばさんのすぐ1mほど横は県道!遮蔽物なし!しかも渋滞で車はギッシリ、トロトロ運転!丸見えよ!おばさん!!あなたの前にはブロック塀があるけれど、横も後ろも丸見え! もちろん我々は車が渋滞に乗ってその場を通過する間、釘付けになって見てしまいました。。。ボケて徘徊中だったのだろうか、あのおばさん。。。せめて県道へ背中を向ける側のブロック塀のとこでしてほしかったな。。。同性としていたたまれないものがあった。。。。
これはつい先日。姉上を乗せて郵便局へ行こうとご町内の県道を走っていたときのことだ。 もうすぐ駅、というあたり。県道の両側には店が建ち並び、町内一お店密度の高いあたり。役場も近いし、車通りもそれなりに多い。そこに某地方銀行の支店がある。まあ県内では多分一番有名な地方銀行だ。 その銀行の、県道と敷地を隔てる植え込みのところに、植え込みの台にもたれるようにして若いお兄ちゃんが立っていた。県道側である。今、後ろから突き飛ばされたら間違いなくお兄ちゃんは車道へ転がって車に轢かれてしまうだろう、という場所だ。もちろん車に乗っているとお兄ちゃんのやっていることはよく見える。顔もなにもかも。 そこでお兄ちゃんは手に透明のビニール袋を持ち、それの口で自分の鼻と口をすっぽりと覆い、スーハースーハーしているのだ!! えええ???!!あれは何?なんだか、見るからに吸ってはいけないものを吸ってるみたいに見えるけど、真昼間の、こんな車通りの多い車道に向かって?? ちょっと一瞬パニックに陥る私。それにそのお兄ちゃんのいる場所から百メートルもいけば交番があるのである。そこで 仮説1;吸ってはいけないものを吸っているが、「まさかこんなところでこんな時間にそんなことはしないだろう」と誰もが思うという人間心理を巧みに突いた大胆かつ堂々とした犯罪行為。 仮説2;過呼吸症のため、たまたま持っていたビニール袋でスーハーしていた。 仮説3;その袋に入っていたお菓子の味が忘れられず、食べ終わった後も、せめて残り香を楽しもうとスーハーしていた。 仮説4;その他。第三者には想像もつかない理由でスーハーしていた。
'02/05/03 UP
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昴S子。すばるの母上である。 彼女の直感的発言は前に紹介したが、他にも特徴がある。ネタにことかかん人なのだ。 彼女の特徴として挙げられること、それは移動しながら話し掛ける。例えば、2階で主に生息している私に、階下から用事をいいつける時 れい(私の名)〜、あれをな〜ああしてこうしてこうしといてんな〜〜〜」 といった風に聞こえる。階下を移動しながら喋っているので近づいた時が一番良く聞こえ、段々遠ざかる。。。おかげで何を言いたいのかよくわからない。第一「あれをあれして」の「あれ」って何じゃい。「こう」ってどうよ? ある6月の夜のことだった。私が塾の合間の10分間で夕食を食べに行くと母上が私に向かって 「れい!S山の橋があろう!」 と言う。 「はぁ?橋ってどこの?」 「じゃから、こっちから行きょうったら、集落のとっかかりで小さい川があるが!」 「そんなんあったっけ?」 「覚えとらんのんかな!」 ちなみにS山とは母上の実家があるあたりである。それはともかく、10分で夕食を食べなきゃならんのに、いきなり「橋があろう!」とか言われてもな。その橋がなんなのだ?何故こんな話になっているのだ?端折ってもらわないとかなわんので 「まあ、橋はええわ。それでその橋が何なん?」と聞くと 「そこで左折したらな、川に沿って道があろう!」 いや、「あろう」って言われても橋があることさえ覚えてないんですが。 「いや、じゃから、何の話?」と聞くと 丁度そのとき姉上(小)から電話がかかってきた。私はこの隙に、とごはんをかきこんだ。電話に応える母上の声がよく聞こえてくる。 この時も埒があかんと思ったらしい姉上は、やはり「何の話?」と聞いたらしい。母上はやっぱり相手が要点をつかんでいないことに驚き「ホタルじゃが!」と答えていた・・・。 ついこの前だ。午後のひと時、私が居間のこたつにあたっていると、庭から入ってきた母上。ガラス戸を開ける前から(つまり庭にいるうちから)大声で喋り始めている。 「今朝なあ、めずらしいもんを見たんよ。(ここで部屋に入る)パイナップルハーブの茎にモワモワッと(ここで隣りの部屋へすでに入る)泡みてえに・・・」遠ざかり過ぎてあとは聞こえず。しかし、こういうヒキだけ残されると気になるではありませんか。やがて母上が戻ってきた。 その時、さっきの発言を隣りの台所で聞いていた姉上(大)が、 出来れば二度目に語るときは要点だけにするとか、工夫が欲しいものです。。。
'02/01/04 UP
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ちょっと前に母上が遭遇した出来事。 その日、母上はミラに乗ってお出かけした。まだわりと近所の県道を走っていたとき、対向してトラックが来た。周りは田んぼだらけの道である。中央線はない。すると、トラックがふいに大きく右へ車体を振った!ヒヤッとしたが、よく見りゃ道端に黒い山がある。トラックはそれをよけたらしい。 黒く山になった塊をみて、母上は「こんな時期に誰がドブさらいをしたんじゃ〜」と思った。ドブ泥の塊に見えたのだ。が、次の瞬間、気がついた! それは黒い服を着た人間だったのだ! しかも頭から血が流れている。 慌てて車を止める母上。さっきのトラックも止まって運転手が飛び出てくる。ちょっと離れた民家から騒ぎ(?)を聞きつけて人も出てきた。 もちろん止まったトラックがはねたわけではない。トラックは既に倒れている彼女を見てよけたのだから。そう、彼女。倒れているのは若い娘さんであった。 とにかく救急車を呼ばねばならん、と、わたわたと方針は決まったが、いかんせん誰も携帯電話を持っていなかった。農家の人間に携帯電話は不要じゃ。トラックの運ちゃんぐらい持ってても良さそうだったが、持っていなかったのだから仕方ない。近くの民家まで誰かが走ればよかったのだろうが、そういう発想は出なかったらしい。ということで、母上を含むそこに集まった人々は体当たり手段に出た。 通る車を無理矢理止めて携帯電話を借りるのだ(なんかリベロちゃんが動かなくなった時と同じようなことをしてる・・・)。間もなく携帯を所持した車を止めることに成功。119へ電話する。しかしここで落とし穴が。。。 携帯でかけたら、なんと最寄の消防署ではなく、岡山市の消防署へかかってしまったのだ。遠い。。。とにかく状況を説明。 見ると倒れていた娘さんがよろよろと起き上がりつつあった。 それにしても血は出てるし、まだふらふらしてるし、救急車は呼んだほうがいいだろう。電話の主は一生懸命状況を相手に伝えようとしている。場所の解説も。みんな電話のやりとりに手に汗にぎり(そんなに白熱せんでも)、集中していた。そのとき、誰かが気がついた。 問題の娘さんはもう道のかなり向こうを歩いていた。スタスタとバス停の方向へ去り、呆然としている人々の視界から消えていった。。。 「ここから救急車を出しても時間かかりますしねぇ。行っても肝心のケガ人がいないんじゃ意味ないですからねぇ」と消防署の人はもっともなことを電話で言ったそうな。ちなみにその娘さんは地元民ではなかった。どこの誰かもわからない。 それにしてもそれだけ農村の人々を騒がせといて、何も言わずに去るのはどうかと思うぞ、娘さん。
'01/12/21 UP
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私はずぼらな割りに変なところで細かい。その一つがマメに出納簿をつけているところ。 出納簿を正確につけるために、レシートの類はなるべくもらうようにしている。 さて、この前のイベント日。 自動支払機にする必要ないじゃん、とか思うが、きっと早朝や深夜は人がいなくなるんだろう。 今日の駐車代は1800円。いつもより早めに引き上げたのでいつもよりちょっと安い。お金を差し出す私に、おじさんはいつものごとく もちろんいるとも。そして今回もらった領収書がこれ。 '01/10/12 UP
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