車を運転していると、時々独創的というか、楽しい看板を目にする。中には独創的過ぎてついつい食い入るように見てしまい、帰って危ないだろう、と思うものもある。 ということで最近見た中ではこれ。 パッと見て目が吸い付いた。何故三々七拍子?三々七拍子でブレーキを踏めと?踊る音符も楽しげでよろしいが、急カーブ手前でこんな目の吸い付く看板は危ないだろう。 とか言ってたら、親切な人が「三々七拍子」の意味を教えてくれました。路面のスベリ止め(?)のデコボコが三々七拍子になっているそうな。なるほど納得。でも字が躍ってるのはなんでだ?楽しいのか? '01/09/21 UP '01/09/28 追加
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わりとどーでもいい注)「いたずら電話2」というタイトルはすでに「作業部屋」に「いたずら電話」というヤツがあるからです。 その頃、我が家には頻繁に無言電話がかかってきていた。気持ちは悪いし、みんな大迷惑。 姉上(小)が来ていた丁度その時、また無言電話がかかってきた。そこで姉上(小)が さて。 このありがたい証言により、無言電話はいたずらではなく、電話の故障だと判明した。電話を買い換えたら、ぱったり無言電話は来なくなった。 '01/09/07 UP
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変なタイトル(笑)。 我が家はほどほどに田舎なので、家の中によく虫が飛び込んでくる。セミやらハチやら蝶やらカナブンやらクワガタやらトカゲ(虫か?)やらカエル(ホントに虫か?)やらヘビやら・・・。 1日目。風呂から上がって居間へ行くとバサバサと音がする。「ん?」と家族を見ると 二日目。また風呂上り、居間に行くとバサバサと音がする。昼間には気がつかなかったのに、夜になると音がするのだ。 私は冬にはこたつに化けるテーブルの上に乗って、電灯付近でバサバサ、バサバサと飛び回っているトンボを手づかみで捕獲した。 「いるよ!まだ!」 三日目。今度は昼間。私は「郵便、来てるかな〜」と、郵便受けのある裏のガレージへ出た。すると、またバサバサバサバサ。。。 見ると、ガレージの天井を大きなトンボが右往左往している。このガレージは別名「トンボ地獄」と呼ばれている。私が呼んでるだけだが。時々トンボが迷いこんできて、脱出できずに苦労しているのを見かけるのだ。横へ飛べば出られるのだが、トンボの間では「上へ飛べば空しかない」という教えが現代まで忠実に守られているらしく、上へ飛んでは天井に阻まれて出られない、という状況に陥るらしい。しかもこのまま放置しておくと、自力脱出できず、哀れな飢え死に死体となって転がってしまう、というのもままあるのだ。 ところが、ガレージの天井付近でうろつくトンボはそれこそ網でもないと、手が届かないので捕まえられない。よっていつもそのあたりにある竹箒やら鍬やらを振り回して出口の方へ追い立てるのである。今回は見回すと手ごろなミニ熊手があったのでこいつを使用。トンボは、サイズからしてよくガレージに入り込むギンヤンマであろうと思われた。 さて、天井を右往左往しているトンボに向かって熊手を振り回し、威嚇して出口方向へ誘導・・・しようとするが、このトンボはちょいと頑固者だった。奥へ奥へと行きたがるのだ。なんで明るい屋外と逆の暗い方へ行こうとする?暑いのか?避暑に来てるのか?私は必死で熊手を振り回して威嚇した。 ひぃ〜〜〜!誰がこんなヒドイことを!アンタやアンタと駆け寄り、私はトンボを両手で掬い上げた。 とにかく強烈な脳震盪(笑)に襲われていると想像されたので、そのまま庭へ運ぶ。庭の青ジソやらコスモスやらでジャングルと化している一角でシソの葉に止まらせてみようと試みた。が、ハラホレハレヒレとトンボは地面に落ちてしまう。あああ〜〜〜。 しかしこの時私の心の中で悪魔がささやいた(笑)。実は拾い上げた時、このトンボがギンヤンマでなかった事実に気づいたのだ。お腹に水色のシマシマが入っていてちょいとヤンマよりは細身の彼は、私が名前の知らないトンボであったのだ。 記憶のみで描いたが、かなりいい出来(自画自賛)。マジマジ見たことがなかったので、実はこれがギンヤンマなのか?自信なし。 「シメシメ、この弱ってるスキに写真に撮ってしまえ!」と。 何たる悪党!薄情者!人非人!しかし悪魔に心を譲り渡した私には良心の声など聞こえまへん。庭に面した居間へ入り、急いで一眼レフを取ってくる。彼はまだ同じ場所に伏せている。 ふっふっふ。とつい声に出して笑ってしまったのがいけなかったのかもしれない。彼は私がレンズを向けると突然ヨロヨロと飛び立った。そして低空飛行で庭のジャングルに消えてしまったのである。。。 それにしてもトンボに縁のある三日間であったのことよ。
'01/08/24 UP
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夏休み期間中のことであった。 昴家の人間は私を含め、わりと野次馬である。事件・事故の現場に出くわせば、ついつい見てしまう。 ところで我が家は吉井川のわりと近くで、その土手の上を国道が通っているのである。国道はそのまま橋を通って川を横断するのであるが、この橋の付け根はカーブしているせいもあって、わりと事故が起こる場所なのである。最近はめっきりなくなったが、ガードレールを突き破って土手下へ転落するトラック、なんて事故も私が小さい頃には何度かあった。 この土手道が、うちの2階の北の窓から障害物なしで見える。道自体の位置が高いので路面までは見えないが。よってここで事故があると、家から眺めるというのは、わりと日常的な光景である。 ある夏の夜だった。この時、まだ私は2階でも南の棟の部屋で生活していたのだが、その夜も当然のごとくなかなか意識は遠ざからなかった。一人目を閉じ、寝る努力をしていると、土手の方からキキキーッ、ドンッと音がする。これが多分2:30頃。 しかし。一向にこの救急車が去らない。去らないうちに今度はウーウーウーとやって来る。断続的にいろいろ来る。うるさい。 この頃になって「これは見といた方がいいかもしれん」という気になって、ついに寝る努力を無にして起き上がって窓を開けてみた。これが大体3:00頃。 この窓からだと北の棟がちょっと邪魔になるのであるが、一応現場の様子は見て取れた。なんと救急車やパトカーのほかにレスキュー車と思しいのまで来ている。乗用車とトラックの事故らしい。ストレッチャーが出されているのは見えるが、これは、乗用車の運転手がどこか挟まれて出れないのだな、と見た。 状況を(勝手ながら)把握したのでそのまま寝ようとしたが、親にも知らせとかないと、あとで恨まれるかもしれん、と気づく。 従って私は1階に降り、両親の寝ている部屋のドアをそっと開けて「土手で事故じゃ。レスキューみてえなんも来とるで」と言ってすぐあがって寝た。しばらくすると母上の上がってくる足音。そのまま足音は北の棟へ行く。一番見晴らしのいい部屋から見ようというのだろう。。。しばらく私は引き続き寝る努力をしていた。が、あまりにも音がしないので気になってまた起きる。これがほぼ3:30。 私は北の棟の一番見晴らしのいいはずの部屋へいってみた。案の定北の窓を開けて母上が事故現場を見ている。 現場の状況は私が見たときとあまり変わっていないように見える。やはり乗用車のあたりで作業をしているようだ。ストレッチャーの位置も動いていない。が、変わったこともあった。 それは見物人。 増えている。 その時だ。私は最強の野次馬を見た。下の道路を白い乗用車がやってきた。田舎ゆえ、こんな時間にこの道を車が走るのは大変めずらしい。「ほう。めずらしいこともあるもんだ」と見ていると、その車は土手下で止まり、パジャマ姿(母親は普通の服)の若い家族連れが降りてきた。子供は背丈からしてたぶん小学校低学年か幼稚園二人。彼らは嬉しそうに連れ立ってスロープを登りだした。 子供の一人はお父さんに肩車してもらう。もう一人ははしゃいでスキップしている。。。あのはしゃぎよう、若そうな両親ののんきな足取り。。。そう、彼らは朝の3:30過ぎに家族全員でわざわざ車に乗って事故現場見物に来たのだ! 結局4:00頃になって運転手は救出され、救急車は去っていった。そして我々野次馬もやっと寝ることが出来たのだ。。。それにしても上には上がいるのである。車で来たあの一家、どこから見に来たのであろうか。 ちなみにこの時の事故、新聞にも載らなかったので、死亡事故ではなかったのでしょう。怪我した人は死ぬ思いをしたのだろうけれど。
'01/08/17 UP
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昴S子。母上である。 彼女は直感型人間である。会話をしていても、直感で話すので(?)話が飛びまくる。指示語だらけ。「あれをなー、あれしてこうやっといて」などとよく言うが、「あれ」ってなんじゃい。「こう」ってどうよ? 慣れていればなんてこともないが、慣れない人には話の展開が読めないこともしばしば。しかも最近トシのせいかちょっとボケが入りつつあって時々怖い。。。 その1 直感型発言の例 ある日の台所。彼女は自分の作っている野菜の名前をド忘れして困っていた。私に一生懸命解説して名前を引き出そうとする。 その2 ドライブボケ−1 家族ドライブ中のこと。家族でドライブへ行くと母親というのは助手席で居眠りをするものだと私は思う。うちの母上がそうだからだが、すれ違う対向車を見ても、寝ているお母さんがやたら多いからだ。 そして起き抜けにはボケをかますのだ(笑)。 その時我々は紀伊半島にいた。本州最南端の潮の岬を目指して車は走っていた。うねうねと岬の道を灯台目指して走っていると、問題の灯台が見え出した。目的地は近い。 その後3ヶ月位はこのネタが我が家のギャグネタとして使われた。 その3 ドライブボケ−2 今年の5月、淡路島へドライブに行った。淡路島の南の方は玉葱で有名。して北の方はどうやらビワらしい。土産もの屋へ寄ると「ビワパイ」だの「ビワせんべい」だの「ビワまんじゅう」だのがあるので、それと知れる。 さて、車の中で先ほど行った土産物屋の話をしていた。母上は例のごとくもう寝ている。 しばし車内を沈黙が支配した。も一度念を押す。ここは淡路島。 しかも「ビワ湖だからビワを作っていて当然」という駄洒落のような論理展開。。。 このネタは未だに我が家でギャグネタとして使用されている。 この話、塾生にしたら大ウケであった。「ええなあ、先生ん家、楽しかろう」とも言われた。確かに楽しい。してみると、S子さんは知らず知らず我が家に笑いのネタを提供していることになる。主婦としてなかなか優秀ではないか。 実はあの数々のボケも家族に笑いを振り撒こうと計算づくでやっているとしたら・・・ということは間違ってもなさそうだが。ともかく、こうして今日もS子は昴家に笑いのネタを提供すべくボケをかましまくっているのであった。平和だ。
'01/07/20 UP
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