誰でも「○○に似ている」と言われた経験はあるだろう。 私も小さい頃から母親に似ていると言われ続けてきたが、ここ3年ほどたて続けに「○○に似ている」と言われた。。。 そのものとは 1.た○ぱんだ 2.ベ○ブ 3.ぶるぶ○ドッグ ということで私はた○ぱんだの行動パターンと、ベ○ブの性格と、ぶるぶ○ドッグの顔を持った人間らしい。 |
初めてチョコボールを買った時から数えて幾星霜。先日、ついに「金のエンゼル」に遭遇した。 ホントにあったんだ、金のエンゼル。ということで、HPにUPしろという周りの声を受けてUPしました。まだ見たことのない人、ご堪能ください。 しかし立体物をフラットスキャナで読みこむこの無謀。 |
我が家には渋い色のどんぶりがあった。縁が薄青で地色はベージュである。
時々陶器市などで似た模様のどんぶりを見かけることはあったが、大抵そのどんぶりは地の色が白で、爽やかではあるが、うちにあるどんぶりの渋さは持ち合わせていなかった。よって陶器市でその似たどんぶりを見るたび「ふふん、うちにある方が渋いわ」などと心の中で呟いていたのである。 さて、話変わって、我が家には粗品でもらった磨き粉がたくさんあった。昨年シンク周りが新調された時、大量のしまい込まれた磨き粉が発見された。「これはマメに使わねばなるまい」と気持ちを新たにし、時間に余裕のある時は洗剤+磨き粉のダブルで皿が磨かれることとなったのだ。。。。。。。 この話の展開で察しのいい人は気付いただろう。ある日、私は件の渋いどんぶりを磨き粉で磨いてみた。。。。すると!ベージュだった地色は白色へと変身したのである!これは陶器市で見かけるあのどんぶりと同じ・・・! ・・・・・・・・・・・・・・(無言) |
「ああ、野麦峠」または「女工哀史」。それは富国強兵時代の語るも涙の物語。青春真っ只中の10代の娘さんたちが、家計の助けになるように、飛騨から野麦峠を越えて岡谷の製糸工場へ出稼ぎに行って、ある者は工場の性悪息子に孕まされ、暇を出されて帰る途中の野麦峠で赤ん坊を産んでその場で果てるわ、主役は過酷な労働で結核になって迎えに来た兄の背中で果てるわ、の悲惨な話である。でも実際にこういうことがよくあったという。。。(涙)。 で、主役が果てるのがまた野麦峠の上で、故郷がやっと見えた時に「ああ、飛騨が見える。。。」と呟いて果ててしまうんですな。で、昴家ではこの野麦峠を何年か前の夏にドライブで訪れておるのです。 ある午後のことであった。その家の末娘が仕事の合間に居間に行くと、結婚した次女が遊びに来ておった。談笑している家族の中に末娘は突入し、休み時間に水分をとっておこうと、りんごをむき始めた。りんごは居間の隅に皮むき用のナイフ一式と一緒においてある。黙々とりんごをむいておると、ずっと家族に背をむける形になる。他の家族は、最近父親が凝っている短歌の話題で盛りあがっていた。末娘はその話題を背中で聞くともなく聞いていた。 父親の短歌は主にドライブで行った場所で思ったことなどを歌ったものである。居間の壁はドライブで撮った記念写真の引き伸ばしたもので埋め尽くされている。その写真の横に思いついた短歌が貼りつけてある。 「まあ、見てみぃや、それやこー、名作じゃろうが」と次女に父親が指し示したのは「野麦峠」の歌であった。次女はちょっと読んで、「私、『ああ野麦峠』って、話知らんのよな」と発言した。これには家族中驚いた。父親と長女は原作を読んでいる。母親と末娘は映画を見ている。従ってその家では誰も知らない人のないポピュラーな話なのだと信じ込まれていたからだ。 そこで父親があらすじをかいつまんで語り始めた。語り終わる頃、末娘はりんごをむき終わった。次女はあらすじを聞き終わると「お父さん、ティッシュがいろう!目が赤いよ〜」と茶化していた。「はっはっは。誰が泣きゃー。うちらみんな知っとんのに」と母親と長女が笑った。 「私がティッシュいる・・・」 末娘の頬にはとめどなく涙が流れていた。。。 もちろんこの後、私は家族の大爆笑の洗礼を受けたとも。仕方ないさ。泣けたんだもの。かくいう今も「ああ、飛騨が見える。。。」を打っていた時点で泣いてしまいました。。。 2001年2月初旬の昴家居間での微笑ましい(?)出来事。 |
ある日の夕方、結婚している姉上(小)が、だんなさんがお仕事でいないのをいいことにやってきて、「夕飯はステーキ!」と宣言し、塾前にみんなをこきつかって夕食とあいなった。 ところが食後、なんだか台所が煙い。ステーキの余韻か?なんて言っていたのだが、塾の合間にトイレへ行った時もまだ廊下がコゲ臭い。何も焦がさなかったのに。 やがて塾が終わって、やれやれ、と台所のガスの元栓を閉めに行くと…なんかシューシューいっている。よく見ると魚焼きグリルの火がついている! 火を消してグリルを開けると小さなしいたけの残骸らしきものが等間隔で並んでいた。。。そのサイズ、元のおよそ6分の1。。。 あまりのめずらしさに家族にグリル皿ごと見せに行ったら、父上が「お骨と同じじゃな」と言った。 。。。合掌。。。 |
この話は想像力豊かな人にはちょっと痛いです。 痛い話が苦手な人は読まないことをおススメします。 昴S子(母上)は意外にも手芸好きである。最近は疲れて寝くたれていることが多いが、一昔前まで、冬の夜といえば、こたつに入って縫い物をしたり、編物をしたり、ミシンをダッダカ言わせたりしていた。 ところですでにお気づきの人もいようが、昴家の面々はお世辞にも片付け上手とはいえない。「ブラックホール」と呼ばれる、何が入ってるかわからない棚もあちこちに存在する。 こたつといえば冬の家族団欒の象徴。家族がくつろぐポイントのトップにあげられるだろう。 昴家のこたつとは、このような環境にあるわけである。(ここまで前フリ) ある日、姉上(大)がおしめ替え部屋へと向かっていた。ご存知のとおり、うちの姉上は下半身不随なので、居間に隣接しているおしめ替え部屋(つまり我々のトイレのようなもの)へ向かうときは絨毯の上をはっていくのだが、彼女がはうにつれ、妙なものを引きずっているのに気がついた。彼女のちょっとめくれたズボンのスソからのぞいた素足部分からそれは続いている・・・。 それはどう見ても2本の黒い糸・・・。 「・・・ちょっと・・・なんか糸がついてるよ」という私に「は?」と振りかえる姉上。 見ると黒い糸が,姉上の足から生えている・・・! 姉上はその黒い糸を2本合わせて引っ張った。・・・すると出てきた。 足の中から黒い糸を通した5センチほどの縫い針が・・・! 針は見事に根元まで突き刺さっていたので、見た目には糸だけが足から生えているように見えていたのだった。痛さどころか触感さえない姉上だからこそ、そこまで深々と針の進入を許してしまったのであろう。ちなみに刺さった現場は、やはり、こたつの中と推測される・・・。 針を抜いたあと、「やあ、糸のついた針で良かったなあ」とみんなで興奮して語ったのであった。 ほほえましい冬の思い出・・・>そういう問題じゃないだろ。 |